2008年3月 6日
啓蟄
気がつけば、梅が咲いていた。
通勤途中の民家の庭。 一枚撮らせていただく。
日々見ていたはずなのに、ここまで咲くまで全然気がつかなかった。
時節はもう 「啓蟄」 である。
大地が温もってきて、冬眠していた虫たちが起き出してくる。
私たちの住む位置では、太陽の日差しが最も弱くなる冬至から2ヶ月後が一番冷える時で、
それから上がったり下がったりしながら、だんだんと暖かくなってゆく。
それが太陽(日差し) だけでなく、大気と水と土壌の作用によってなされる仕組みのようで、
ヒト以外の生命体は、基本的にそのリズムに合わせて生きている。
時は正確に刻まれ、季節は確実に移ろっている。
自然 (生物) は、スゴイ。
ヒトの営みだけが、とても貧相になっていっているような気がする。
いや、生意気な物言いはやめよう。
貧しく急(せ) いているワタシがいるだけなのだ。 そう思ったほうが方針と対策が明確になる。