2008年11月 4日

三番瀬クリーンアップ08

 

さる10月26日(日)。

東京・丸の内の 『フードアクション ニッポン』 の出店応援に行った日、

船橋・三番瀬海浜公園では、恒例の 『三番瀬クリーンアップ大作戦』 が行なわれた。

本来ならこっちに来る予定だったのだが、

エビはいなくても何ら支障なく、こちらも楽しく行なわれたようである。

遅ればせながら、スタッフから写真が届いたのでアップしておきたい。

 

開会式風景。 おや、船橋は小雨模様ですね。

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挨拶しているのは実行委員長。 東京湾の漁師、現・船橋漁協組合長、

我ら 「東京湾アオサ・プロジェクト」 代表でもある大野一敏さん。

 

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「 この陸と海の境目にある貴重な干潟・三番瀬が、東京湾を常にきれいにし、

 私たちの暮らしを守ってくれているんだ 」 と名調子でやっている (に違いない) 。

 


前回と違って、かなり湧いているアオサ。

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このミネラルたっぷりのアオサを回収して、資源として有効活用します。 

解説は、大地を守る会の専門委員会 「おさかな喰楽部」 代表、吉田和生。

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うしろのフェンスに掛けられているのは、市内の小学生たちの絵。

三番瀬を守ろう、のメッセージが並ぶ 「なぎさ美術館」 です。

 

回収風景。 今回は相当に取り甲斐があったようです。

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春 (5月17日) の回収に続いて、今回も船橋市内の高校生たちが参加してくれた。

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春のときは、" やる気あんのか、あ~ん " みたいな口を叩いてしまったけど、

その後、ちゃんとした感想文も届いて、今回も参加してくれて、

なんか、嬉しいねぇ。 この場を借りて御礼を言わせていただきます。

 

大漁 (?) です。 

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これでどうなるってもんでもないのかもしれないけど、

海に入り、そこにいるたくさんの生き物たちの世界に触れることで

自然の素晴しさを実感してもらい、

こうした作業を通して海を大切にしたいという心も深まっていく。

もちろんこれ自体が、資源循環のモデルづくりの一歩でもある。

 

全国各地で、こうしたアオサに悩まされながらも

逆に利用しようとする取り組みが模索されている。

ネットワークしたいなぁ。

イメージはできてるんだけど・・・・・ なんとも手が回らないでいる。

 

ま、何はともあれ、こちらはこちらで、お疲れ様でした。

埼玉からトラック走らせてきた本田孝夫さん (THAT'S国産平飼卵の生産者) も、

ありがとうございました。

 



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