2009年3月23日

ジオラマ・ビオトープ ‐ 主張する生命

 

3月9日の日記で紹介した 「米プロジェクト21」 作-自称 「ジオラマ・ビオトープ」。

東京集会で展示したあと、幕張に持ち帰って20日あまり。

大人しく調和してくれていると思っていたら、ここにきて

それぞれに自己主張をし始めた。

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日差しも強くなってきて、一気に繁茂してきたエンツァイにクレソン。

セリは逆に弱ってきている。

ちっちゃな生態系の中でも、生存競争はあるのだった。

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動物の世界では、メダカの前にタニシの繁殖が始まった。

カイエビのような小動物が一時発生したのだけど、見えなくなった。

タニシも、クレソンも間引きしなければならない。

ここでの間引きとは =「食べる」 で挑戦しなければと思っていたのだが・・・さて。

 


太陽に向かって伸びるエンツァイ。 

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クレソンは四方に伸びようとする。

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メダカやタニシが遊ぶもんで、

水中に浮いたままのクワイまで芽を伸ばしてきた。 

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こんな水槽の中にもそれぞれの営みがあって、しかも微妙な競争と共存がある。

しかも水は濁らず、環境が汚れることがない。

おそるべし生態系というヤツだ。

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そんな生命の活動に怖れをなしつつ、反応するメダカに愛着は増し、

職員の視線を気にしつつ、餌をやりにゆく私。

 


Comment:

もうちょっと日差しがあれば、バケ田んセットで、カブトエビも!と思うのですが、それは無理ですねえ。
クレソン、(ご自由にお召し上がりください。ただし、根から●●cmは残してください。)というはりがみをするのはいかがでしょう。
写真だとずいぶんおいしそうですよ。
空芯菜は生じゃいただけませんよねぇ?

from "てん" at 2009年3月27日 22:31

てんさん。
いつものことながら、お返事が遅れまして、スミマセン。
いや、面白いですね。この実験は。すでに、クレソン、空芯菜、タニシはおすそ分けが始まっています。しかもメダカも子供が産まれました。水は補給だけで、全然入れ替えていません。タニシと水草類が頑張ってくれています。
稲作体験の田植えまで引っ張って、イネと土を入れれば、カブトエビも登場するかもしれません。すっかりやめられなくなっちゃいましたよ。

from "戎谷徹也" at 2009年4月15日 14:42

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