2010年2月23日アーカイブ
2010年2月23日
『たんぼスケープ』 Open -生産者からの投稿求む!
突然ですが、インターネット上に新しいサイト
『たんぼスケープ』 がオープンします。
このブログでも 「地球大学」 などで何度か登場している竹村真一さん
(京都造形芸術大学教授・文化人類学) が主宰する 「ELP」 による制作です。
田んぼでの作業風景や、田畑で見つけた生き物の写真などを
携帯電話やパソコンから投稿すると、瞬時に
画面の日本地図上に着信の印がアップされ、それをクリックすると
投稿写真やメッセージが映し出されます。
北から、南から、皆さんの日々の農作業の様子、季節の風景、
地元で言い伝えられている観天望気などを、ぜひこのサイトに送ってください。
皆さんの声や美しい田園風景をリアルタイムで発信することによって、
活気ある農の現場感を伝えたいと思っています。
サイトのオープンは、2月27日(土)、午後2時!
この日に開催される
のステージで、竹村さんのプレゼンテーションとともにスクリーンに映し出す
という仕掛けになってます。
東京集会に都合がつかなかった方も、写真投稿の形で参加することができます。
(来場者より目立つかも・・・)
もちろん携帯に撮って会場にお越しいただいてもOK!です。
投稿の要領は、以下の通り。
1.投稿いただきたいテーマ(お題) は、以下の3つからスタートします。
① 「田んぼ」 や 「米づくり」 の話題
たとえば、南の方から 「こちらではもう田植えの準備に入ってるよ~」 とか、
北の方からは 「うちの田んぼはまだ雪の中。でも、きれいでしょう、この風景」、
あるいは 「自慢の棚田を見てくれ!」 とか。
② 「生きもの」 の話題
たとえば、「いま、私たちの田んぼで休んでいる渡り鳥たちです」。
あるいは、「去年の田んぼで見つけた絶滅危惧種。すごいっしょ」 とか、
時節柄ですから、撮りためてあったものでもいいと思います。
③ 「観天望気」 の話題
たとえば、「当地では、梅の花が下向きに咲くと不作になるって言われてる。
今年は確かめてみようか・・・」 というのはどうでしょう。
今の梅の状態から、1週間おきにアップすると、さてどうなるか。
あるいは、「タンポポの葉が地を這うと晩霜がやってくる」 ってホントか?
このような、地域に言い伝えられてきた観天望気(かんてんぼうき) を集めて、
確かめてみたいとたくらんでいるのです。
そんな話題がいっぱい集まってきて、
農家に伝承されてきた " 言い伝え " の意味を探ることができたなら、
私たちが忘れてしまったあの頃の " 自然へのまなざし " も、
もしかしたら取り戻すことができるかもしれません。
2.送り方は以下の通り。
① 写真を撮る (ケータイでOK。デジカメならPCに移して。)
上記のテーマに関係していると思ったものなら、素材は自由です。
② ケータイかPCから、以下のメールアドレスにアクセスする。
「田んぼ」や「米づくり」の話題なら ⇒ t@tanbo-scape.jp
「生きもの」の話題なら ⇒ i@tanbo-scape.jp
「観天望気」の話題なら ⇒ k@tanbo-scape.jp
③ 入力にあたっては-
★ メールの「件名」は、必ず7桁の郵便番号を入力する。
(郵便番号から自動的に住所に変換され、
日本のどこからのメッセージなのかが分かります。)
★ 本文1行目に、ご自身のニックネームを。
★ 本文2行目から、簡単なメッセージ(つぶやき)を入力。
④ 写真を添付して送信する。
メッセージだけでもOKですが、写真があった方がリアルに伝わります。
-以上で、OK! です。-
3.ご自宅のPCやケータイから、以下のURLで、投稿画面が確認できます。
★ 地図上の ● をクリックすると、写真とメッセージがアップされます。
★ もう一度クリックすると、元に戻ります。
≪注意!≫ 写真は1回に1枚のみです。 複数送る際も、1枚ずつ送ってください。
これは、生産現場の風景やメッセージを、リアルタイムで伝える、新しい実験です。
2月27日(土)午後2時、
ではでは、オープン! と同時に日本地図に一斉に着信ランプが灯るのを期待して、
楽しい投稿を、待ってます。
≪追伸≫
「東京集会」 会場では、デモンストレーションも行ないます。
ぜひ、「たんぼスケープ」 ブースまでお越しください。