2010年9月19日

【ご案内】 「備蓄米」収穫祭と、森を育てる「提携米」

 

ミツバチ話の途中ですが、イベントのご案内を2件。

 

きたる10月2日(土)、大地を守る会が1994年から継続してきた

「大地を守る会の備蓄米」 の収穫祭 が現地 (福島県須賀川市) で開催されます。

夏の酷暑で心配された今年の米の出来をみんなでたしかめ、稲刈りを体験し、

自慢の太陽熱乾燥施設を備えたライスセンターを見学し、

生産団体 「稲田稲作研究会」 の皆さんと交流します。

さらに今年は、いよいよ商品化に向かって進んできた 「はたまるプロジェクト」

乾燥野菜・果物を各種試食しながら、

今後の進め方について皆さんと意見交換したいと考えています。

 昨年の試食 とはひと味違う生産者の気合いを感じられることと思います。

参加費は大人(中学生以上)1,000円、小学生以下500円。

最寄駅はJR東北本線・鏡石駅 (送迎あり)。 現地集合10:30。

車で来られる方には地図をお送りします。

 

続いて、11月3日(水・祝日)、

日本の水田を守ろう! を合言葉に、1987年から始めた 「提携米」運動の

中心的生産団体のひとつ 「ライスロッヂ大潟」(秋田県大潟村) の

生産者たちが取り組んでいる 「秋田・ブナを植えるつどい」 が行なわれます。

八郎潟に注ぐ馬場目川の源流部を広葉樹の森に復元させる活動も、

今年で18年目に入りました。

11月3日は、毎年恒例となった年に1回の植林の日。

1000年先も豊かな水源が保たれ、田を潤し、

未来の子どもたちの食が守られることを願って、ブナを植えます。

前日の2日から来られる方には宿泊・食事含め用意します

(私たちも前日から入って、生産者と交流します)。

3日当日の集合は、五城目町役場前 (JR奥羽本線・八郎潟駅送迎あり)。

午前8時30分~受付開始。 9時30分、バスにて出発となります。

植栽地は、五城目町・馬場目沢源流部の国有林内。

植栽には地元営林署はじめ、秋田県内の自然保護団体、ボーイスカウトなどの他、

全国から消費者の方々が参加されます。

参加費は無料。 ただし活動支援のためのブナ券(1000円) をご購入ください。

その他詳細はお問い合わせください。

毎年お子様連れで参加される方も多数います。

文化の日に家族でブナの木を植える、そんな貴重な体験はいかがでしょう。

僕も今年こそ、と3年ぶりの参加を決意しています。

参考までに過去のブログを -

  2009年の様子、 2008年の様子、 2007年の様子

  合わせてライスロッヂ代表・ 黒瀬正さんからの手紙 を。

 

以上、イベント2件のご案内でした。

参加してみたい、もう少し詳細を聞きたい、と思われた方は、

下のコメントを利用してご返信ください。 折り返しお返事を差し上げます。

(お問い合わせのコメントはアップしません)

 

喜ぶべき収穫期を迎えたにもかかわらず、巷では米価の下落がささやかれる今日。

ただ米を作るだけでなく、新しい食の価値づくりや、

水源まで育てようとする生産者の意気込みを、

たくさんの人に感じ取ってほしいと願っています。

多数のご参加をお待ちします。

 




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