2010年11月13日
「はたまる」- " もったいない " 以上の価値を創造したい!
遅れ遅れでも書き綴っていこう、なんて殊勝なことを言いながら、
どうにも手が回らなくなってしまっている。
近しい人の不幸もまだどっかに引きずってしまっているのか、
モヤモヤした疲労感も消えない。
しかしこのままだとまったく書けなくなるので、
この間の出来事をざっくりと、細切れ的にでも振り返る形で近況報告に代えたいと思う。
一件一件それぞれに書き応えのあるネタなんだけど、
抱えてしまうとなかなか前に進めないし。
マージャンで言うところの、一役(イーハン)下げて上がれ、って感じで。
さて、話の前後はかまわず、途中端折ってしまったこのあたりから。
10月29日(金)、大地を守る会の臨時総会&35周年記念パーティの前日。
千葉・幕張で加工品製造者会議が開かれる。
僕は農産担当なので関係ないように見えるが、
実は加工品の原料供給という形で深い関わりがある。
当会の加工食品は原料から " 顔の見えるもの " を目指しているので、
当会生産者会員のつくった農産物を使用していただいているものが数多くある。
そこで会議の途中に割って入ってPRしたのが、
いよいよ新製品が登場するはこびとなった 「はたまるプロジェクト」 による乾燥野菜である。
畑で発生する規格外の野菜や傷がついてしまった果物から新しい価値が生まれる、
あるいは豊作時の余剰対策としても活用する強力な武器に育てたい。
ここにどうしても登場いただかなければならないのが、加工のプロの技である。
農業生産と食品加工が力強く連携して、魅力ある食品を開発してもらえないか。
" もったいない " 以上のものを!
15分のプレゼンだったが、意気に感じてくれた、あるいは面白がってくれた方々から、
200件を越えるサンプル依頼が、一週間で入った。
これは僕らのネットワークの威力を表現するものにもなるはずだ。
さて、はたまるプロジェクト第1弾の開発商品は3品。
生姜とワサビのパウダー、そしてトマトのスライス。
関係者でハイタッチしたくなるほどのオーダーをいただいたのだが、
なんと・・・・・本番になって原料供給が間に合わず、
一部の方々には一週遅れのお届け、となってしまった次第。
先週はそのフォローでウロウロしてしまったのだった。
しかし、これはけっしてズッコケなんかじゃない!!!!
規格外品と付き合うというのは、こういうことなのだ。
僕らは誰もやらなかったことに挑戦しているのだ。
" 産みの苦しみ " と言い訳させてもらいたい。
---と、すぐに開き直るのが我々の青臭いところなんだけど。
( 勤務時間を度外視して作業にあたっていただいたジェイラップの皆様。
深く感謝します。 )
ところで、製造者会議ご担当の方々。
記録写真ぐらい撮っておいてもらいたいです。
画面が寂しいので、ブナの絵でも-
(11月3日、「秋田・ブナを植える集い」 から。撮影:西田和弘)
では次。 大地を守る会の歴史的一日となった10月30日。
さて、、、どうまとめればいいのかしら ・・・
最初はやはり保存性と台所での使い勝手でビンにしました。色々と汎用性もあるのでは、とか思っているのですが。
でも毎回ビンでは溜まるだけだし、コストの問題もあるので、詰め替え用には袋で、と考えています。それもこれも、どれだけ支持されるか、によるのですが。
しかし……挑戦というのもしんどいもんですね。どうか懲りずに、ご支援ご鞭撻のほど、お願いいたします。
よかった!
どんな商品になって登場するんでしょう。
楽しみです。
消費者向けのは、ちょっと容器がもったいない感があって。
もっと簡易な感じの容器はプラスチックを使うから駄目なんでしょうか?
コーティング紙を使った袋状のものとか。
フェアトレードのバニラビーンズが入ってるような、あれです。
そうなったらいいのになーとちょっと思いました。