2011年3月20日

悲報

 

コメントにて消息を尋ねられ、

いったんは無事避難されているとの情報をお出しした、

宮城県南三陸町のエリンギの生産者、千葉幸教さん (志津川アグリフード) ですが、

津波による遭難でお亡くなりになったことが判明しました。

 

地震後の第1派では、ご家族と一緒に避難されたのですが、

作業場に取り残された従業員の方を探しに戻られた際に、

第2派の津波に襲われたとのことです。

生存者名簿に記載されていたことや、ホテルに避難されたとの情報も、

おそらくはその時間差によるものかと思われます。

作業場で従業員の方と一緒に発見され、

18日、仙台にお住まいの千葉さんのお姉さまが

南三陸町の遺体が安置されている施設でご確認されました。

なお、奥さまやお子様はご無事です。

 

e11032001.JPG

(撮影:須佐武美) 

 

千葉さんは、当会との取引が始まってより、

地域で仲間や栽培品目を増やしていきたいと、夢を語っておられました。

残念でなりません。

千葉幸教さんのご冥福を衷心よりお祈りいたします。

 

また情報が錯綜してしまいましたこと、深くお詫びいたします。

 

 



Comment:

心配していました。
悲しい、悲しいです。
ご家族の安全を確認して、
社員の方の安否を気遣われたんですね。

私たち会員に出来る事は何か、
もし組織立って出来るようでしたら、
教えてください。

from "会員/フカヤ" at 2011年3月20日 13:57

千葉さんの安否確認でお世話になった潮田です。

ご冥福を心よりお祈りいたします。

実は私と千葉さんご一家とは、全く面識もありません。
偶然目にした、海外のサイトで千葉さんの奥様の親類の悲痛な書き込みを見て千葉さんご一家の安否確認をお手伝いさせていただいたしだいです。

千葉幸教さんの写真拝見しました。やさしさがにじみ出ていて、とても素敵な方だったんだろうと思います。

残念な気持ちでいっぱいです。

彼の名前を生涯忘れることはありません。

・・・千葉さんの栽培するエリンギを食べてみたかったです。

from "潮田 沙織" at 2011年3月20日 23:32

お久しぶりです。大地を守る会元職員の小黒です。
今回の震災で、いてもたってもいられず、ボランティアに応募しました。
いま、被災地の状況は、日々刻々と、変わっているようです。わたしが登録した、日本ユニバでは、この一両日は、被災して、避難先で孤立、困窮して、生命の危機がある被災者の命を救うことを、至上命題としています。


大地を守る会も、支援を始めるとのこと、心強いかぎりです。
とは言え、大地の最優先課題は、大地を守る会の宅配の物流です。
もし、生産者の方などとコンタクトをとるなかで、 孤立状態で被災、避難するなどして、物資の危急の支援が必要だという情報がありましたら、小黒、または日本ユニバまでご一報ください。こちらで対応してみます。
最後に。 
消費者会員として、エリンギを美味しくいただいていた者の一人としても、
千葉幸教さんの訃報は、無念でなりません。
ご冥福をお祈りいたします。

from "小黒 江利子" at 2011年3月21日 01:17

千葉さんのご冥福を心よりお祈りいたします。

消費者会員の谷川と申します。
大地生産者の方々の安否情報が心配でこちらの情報を見ていました。
被害は甚大だけれども人は大丈夫だったので本当に安心しました。とくに津波被害が大きく心配だった千葉さんと連絡が取れた日記は読むことができて良かったと思っていたのですが...。
本当に悲しく残念でしかたありません。
今週のエリンギも千葉さんでした。わたしが過去に届いたものはすべて千葉さんが作られたものだったでしょうか?美味しかったです。食べれないのが本当に悲しく残念です。

結婚してから8年間、我が家の台所は大地の生産者さまに支えられ続け、美味しく元気な食材で子どももりっぱな小学生になりました。
常に食の安全や日本の食に熱く取り組まれている皆さまに感謝、注文書のコラムでお会いできるのが嬉しく注文を楽しみにしていました。
その生産者の皆さまがこの大震災で大きな被害を被った上に訃報というのはとても悲し過ぎます。

直接ボランティア活動に携われずとても申し訳なく思います。
微力ではありますが、大地を守る会の義援金活動で少しでも援助できればと思います。
また、変わらず大地のものを食べ続け応援につながればと思っています。

from "消費者会員/谷川" at 2011年3月22日 09:54

千葉さんのご冥福を心よりお祈りいたします。

今回の津波は南三陸町のすべてを無にしてしまいました。
先日被災地へ車で行きましたが、安全とされていた場所さえ後片もなくなっていて…
まだまだ多くの行方不明者が眠る場所には新聞等で報道されてる通り色々なものが流れついていて、復旧のめどすら立っていません。
同じ場所にもう一度町をマイナスから作ることは困難でしょう。
でも、千葉さんの遺志をついでもう一度エリンギ作りに挑戦し多くの消費者に届けられる日が来るまで、身近な私たちが支援していきたいと思います。


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