2011年11月 2日
この土地は俺たちが守る!
10月30日の朝日新聞主催シンポジウムに続いて、
31日(月) は、食と農の再生会議主催 「福島第1原発事故を考える国民集会」 に参加。
場所は永田町にある憲政記念会館。
ともにちゃんと報告したいと思うが、要点を整理するのは少々骨が折れる。
その前に一報が入ったので、お知らせを。
11月8日(火) 午後7時半~ NHK 「クローズアップ現代」 にて
「大地を守る会の備蓄米」 の生産者である
稲田稲作研究会およびジェイラップの取り組みが放送されます。
自分の土地は自分で守る~
農地の除染に福島の農家たちが立ち上がった。
~ 浮かび上がる真実。 農家たちの格闘のリポート。 -だと。 カッコいいぞ!
10月1日の収穫祭の模様もしっかり撮影されていたので、
少しは流れるのではないかと期待しています。
ただ、僕は残念ながらこの日に見ることができない。
6日から11日まで、ベトナムに行っちゃうんだよね。
いや別に、原発輸出反対とか、貿易交渉に行くわけではありません。
春から頼まれていた仕事で、
ベトナム北部で農民の自立と農村開発の支援活動を行なっているNPOから、
有機農業で暮らしを立て直してゆくために都市(ハノイ)の消費者とどうつながるか、
日本で取り組まれてきた有機農業の事例を農民たちに伝えてほしい、
という話です。
3つの村を回って、ワークショップが計画されている。
行政 (郡の人民委員会) や他の国から来られた方々との会議もあるようだ。
超大国アメリカに蟻のようなたたかいで立ち向かった国。
枯葉剤を浴びながら数百キロに及ぶ地下トンネルで対抗した農民たち。
少年・エビちゃんに強い衝撃を与えた多民族国家 -ベトナム。
最後の日に時間が許されるなら、ホーチミン廟の前に立ってみたい。
歴史に残る偉人の中で尊敬する人物はたくさんいるが、
政治的指導者でのビッグ3は、ガンジー・ホーチミン・周恩来・・・かな。
もし帰ってこれなかったら、
エビスダニは、ベトナムの大地で有機農業運動に殉じた、ということにしてほしい。
退職金は? ...... ほしいに決まってるだろ。
伊藤俊彦がカッコよく映っていることを期待しつつ、
さて、ベトナムに発つ前に、どこまで書けるか。
<P.S.>
「備蓄米」 は予約・登録制ですが、
ネット(ウェブストア) では、稲田米が購入できるキャンペーンを計画中です。
大地を守る会のホームページ でご確認ください。