2012年4月 1日

堰さらい隊員 募集

 

長い東北レポートになってしまった。

ま、それだけ重かったのだろうと推測いただけると有り難いです。

 

さて、福島の全国集会の司会を務めたのは、

 「あいづ耕人会たべらんしょ」(喜多方市山都町) の浅見彰宏さんだった。

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ここで、東北レポート・番外編として、

浅見さんからの呼びかけを紹介しておきたい。

大地を守る会が販売している 「福島と北関東の農家がんばろうセット」

に入れているリーフレットにも掲載したもの。

このブログを前から見ていただいている方には恒例の、

5月4日の堰さらいのお誘い、である。

 

  喜多方市山都町本木(もとき) および早稲谷(わせだに) 地区は、

  100軒足らずの小さな集落です。

  周囲は飯豊山前衛の山々に囲まれ、民家や田畑が点在する静かなところです。

  そんな山村に一つの秘密があります。

  それは田んぼに水を供給する水路の存在です。

 

  水路があるからこそ、急峻な地形の中、田園風景が形造られているのです。

  山中を延々6キロあまり続くこの水路の開設は江戸時代中期にまで遡り、

  そのほとんどは当時の形、すなわち素掘りのままの歴史ある水路です。

  しかし農業後継者不足や高齢化の波がここにも押し寄せ、

  人海戦術に頼らざるを得ないこの山間の水路の維持が困難な状況となっています。

 

  水路が放棄された時、両地区のほとんどの田んぼは耕作不可能となり、

  美しい風景も失われてしまいます。

  そこでもっとも重労働である春の総人足(清掃作業) のお手伝いを

  してくれる方を募集しております。

  皆さん、この風景を守り続けるために是非ご協力ください。

 

  ◆作業内容......冬の間に水路に溜まった土砂や落葉をさらったり、

    雪崩などによって抜けてしまった箇所の修復など。

  ◆スケジュール......5月3日(木)前泊 ~ 5月4日(金)朝から堰さらい作業。

    3日夜は 「前夜祭」、地元の方々や参加者と交流します。

    4日夜は慰労を兼ねた 「里山交流会」(参加自由、作業後帰る方もいます。)

  ◆宿泊場所......本木または早稲谷地区の集会所。 3日・4日と連泊可能です。

  ◆交通手段......JR磐越西線・山都駅から送迎 (交通費はご負担ください)。

    車で参加される方には地図をお送りします。

  ◆参加費用......宿泊費=1泊 500円。 夜の交流会費用= 1,000円。

  ◆用意するもの......汚れてもいい作業着・着替え、タオル、軍手、長靴、水筒、

    洗面具(風呂は温泉 「いいでの湯」 を利用。入浴料=大人300円、小人150円)、

    寝袋(あればでOK)、公民館に雑魚寝を想定しての寝具(ジャージ等)。

    

  ※ 申し込み・お問い合わせは、本ブログの「コメント」にて、

    メールアドレスをご記入の上、ご連絡ください。(コメントはアップされません)

 

参考までに、昨年の様子は下記を ↓

  http://www.daichi-m.co.jp/blog/ebichan/2011/05/05/

 




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