2012年9月 1日
今年も飯豊山に登れず・・・
9月に入った途端にコオロギが一斉に鳴き始めたと思ったのは、
自分が気がついてなかっただけなのか。
まだくそ暑いのに、コオロギが鳴くと、秋になったような気になって、
心持ち涼しくなったような錯覚を覚える。
部屋のどこかに潜むゴキブリどもも、鈴虫のような音色を奏でてくれれば、
彼らに対するヒトの激しいまでの偏見も生まれなかったのではないか。
いや、、、家の中で夜中に我がもの顔に鳴かれたら、
かえって全滅させられたか。 相当にわびさびの精神がないと・・・だね。
生物学者の福岡伸一先生が述べておられる。
「 ゴキブリが害虫扱いされる理由はありません。
~ 彼らはこの地球の先住民です。
~ 分解者として環境を浄化する一方、
他の生物の餌となって地球の動的平衡を支えています。
もしゴキブリがいなくなったら地球の動的平衡はたちまち崩れ、
人間を含めたすべての生物の生存も危うくなることでしょう。」
( 『遺伝子はダメなあなたを愛してる』 より)
しかしそう言われてもね、、、
とにかく、パニクってこっちに突進してくるのはやめてもらいたい。
ちなみに、ゴキブリを殺すなら、キンチョールより合成洗剤である。
僕はもっぱら新聞だけど。
くだらない話はともかく、今日は9月1日。
早朝から、大和川酒造店の佐藤工場長はじめ、
酒と山を愛する愉快な連中たちが、酒を担いで
飯豊(いいで) 山に登っているはずだ。
今頃は切合小屋で、酒も飲みほしてシアワセな寝息を立てていることだろう。
夜の風は少し寒いくらいか。。。
くそ~~ッ。 佐藤さんとも約束してあったし、
今年はゼッタイに登ろうと決めていたのに、ついに4年連続の 「エビ欠品」。
なんで仕事してんのよ~、こんな日に。。。
悔しいので、写真を載せる。 6年前の雄姿!
(真ん中がワタクシです。)
一週間前の、種に関するセミナーの報告をしようと思ったのに、
気が散って、どうにも書く気になれない。
潔く諦めて、「種蒔人」 かっくらって飯豊山の夢を見よう。 スミマセン。