2014年4月27日

「全国ご当地エネルギー協会」 設立に向けて

 

昨日は 3つの集まりをハシゴした。

 

まずは日比谷図書文化館地下にあるレストラン

(ライブラリーダイニング日比谷) で開かれた

「全国ご当地エネルギー協会」(仮称) 幹事会に出席。

いよいよ協会設立に向けての組織要綱の確認と、

活動計画についての協議である。

協会代表には会津電力(株)代表・佐藤弥右衛門さんが推挙され、

併せて設立発起人団体が協会幹事としてスライドすることも提案されて、

いずれも特に異論なく承認された。

 

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地区は北海道・東北・関東・北信越・東海・近畿・中国・四国・九州

と全国を網羅する形で区分けされ、

それぞれに幹事団体が選出された。

事務局は ISEP (NPO法人環境エネルギー政策研究所) が担い、

大地を守る会は社長の藤田和芳名で消費者幹事をお引き受けした。

 

設立総会は 5月 23日(金) に決定。

総会後には、ご当地名産品や地酒を持ち寄っての

設立パーティを開催することも、一同 「異議なし」。

 

年間活動計画については、以下が確認された。

1.情報共有・・・ 各組織の体制や事業内容、ファイナンス、自治体との関係や

  土地利用の手法などを共有データベース化し活用する。

2.政策研究と提言・・・ 「コミュニティパワーラボ」 を年間 6回程度開催し、

  新しい社会スキームの研究とともに政策提言へと結びつける。

3.人材育成・・・ 「エネルギーアカデミー」 を開催し、知識・情報の習得から

  実際に地域で取り組むための事業化を支援する。

4.広報・・・ WEBの構築とニュースレターの発行を通じ、会員間の情報交換や

  一般への情報発信を行なう。

5.ネットワーキング・・・ 各地区幹事団体が中心となって、

  地域でのワークショップを全国的に展開する。

6.原産地認証・・・ ご当地エネルギーの認証制度を構築し、

  モデル事業まで発展させる。

 

幹事会の途中から、上のコンベンションホールでは

「日本全国ご当地エネルギー市民ファンド勢揃い」

なるイベントが始まって、会議終了後は上に合流して、

金子勝慶應大学教授らとともにトークイベントを行なう、という流れ。

しかも終了後には、「ソーラー酒蔵とご当地名産を楽しむ会」 という

実に美味しそうな会まで用意されたのだが、

僕は幹事会終了とともに次の集まりに向かう。

 

エビちゃん氏が酒の席を断るとは実に珍しいことなのだが、

楽しみにしていた会のお誘いを先に受けてしまっていたので、

しょうがない。

昨年 9月に報告した、川里賢太郎くんが登場する映画 がついに完成し、

関係者による試写会をやるから来い、という招待である。

詩人・谷川俊太郎さんも来られるということだし、

これは外すワケにはいかないよね。

 

自分が出るわけでもないのに、ちょっとドキドキしながら

日比谷から京橋まで移動したのだった。

続く。

 



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