2014年4月20日
大地を守る会伝統の「合宿」、復活
3月の日記を焦りながらアップしているうちに 4月に入り、
桜吹雪を愛でる余裕もなく、
今日は早くも二十四節気でいうところの 「穀雨」 である。
気まぐれな春の天気に翻弄されながらも、植物は生育の足を一気に速める。
やっぱり、日本の新学期は春、4月がいいと思う。
古いヤツだとお思いでしょうが・・・
古いヤツだと・・ (鶴田浩二 「傷だらけの人生」) の名セリフも、
もはや遠い死語か。
特攻隊あがり(真実は微妙に違うらしいが) の名優・鶴田浩二が
上から目線で若者を叱る。
「お前たちはそれでいいのか。 俺たちの若い頃は・・・」
「へ~ん。 特攻隊だかなんだか知らねえけどよお」
とイキ巻いていた当時のチャラ男 (1976-82年 NHKドラマ 「俺たちの旅路」)
は、いま相棒を連れて紳士ヅラしている水谷豊だ。
僕もいつの間にか後輩に説教する歳になって、
鶴田浩二が懐かしいと思うようになってしまったか。
ちょっとっ寂しい。。。 いや、それじゃイカンよね。
4月から新しい辞令を受けた。
ま、それはいずれ報告するとして、
後輩に託す思いで、ひとつの試みを敢行させていただいた。
4月12日(土)、
2年ぶりに 「合宿」 と銘打っての社員研修が実施された。
例年は春と秋に行われていて、
ここ2年は緊縮財政ということもあって自粛していたのだけれど、
しかしやっぱり、こういう伝統は残していこうと、あえての開催となった。
「残すべきだ」 と助言してくれたのは、何を隠そう、
ローソンさんから来た取締役である。
幹事は部署持ち回りで、今回は生産部主催となった。
僕にとっては、異存なし、である。
限られた予算ではあったが、選抜したスタッフとともに工夫を凝らして、
楽しく、かつ為になってモチベーションが上がる企画を、
と考えながら用意させていただいた。
かねてより職員に聞かせたいと思っていた人に打診して、
二つ返事で協力を承諾してくれたのは、
一般社団法人 「ラブテリ東京&ニューヨーク」、細川モモさんである。
春の職員研修なので、
第一部は事業計画や目標について共有する時間として、
第二部にモモさんの講演を用意した。
いま進行する日本人の食と健康の危機的状況について。
我々がやらなければならないミッションを想像しながら聞いてほしい、と。
並行してラブテリの女性陣による社員の健康度チェック。
おっさんたちの嬉しそうな顔ときたら・・・
21世紀になっても、ニンゲンはまだ
生物進化学的にオスはオスの本質を残している。
いや、これは揶揄しているのではない。 健全性の証しだからね。
結果は・・ 会社の危機管理案件なので伏せさせていただきたい。
まあ、だいたいの人が嬉しそうな顔をしていた、ということで。
僕らは健康でなければならないのだ、なんて言える立場じゃないけど。。。
夕方からは懇親会。
チョー安い中華料理店を借り切って、我々の食材を持ち込めるだけ持ち込んで、
酒を含む飲み物は、ほとんど大地を守る会のものだけが消費された。
もちろんお金は約束通り払ったので、お店も満足してくれたはずだ。
社員に指示したのは、
「お店の料理もちゃんと食べよう。 食べて、我々のミッションを再確認せよ」。
こんな言い訳をサラッとできるのも、歳をとったせいだ。
この春の新卒入社も含めて 3年分の新人発表
(新人の顔見せパフォーマンス大会、これが合宿の伝統行事)
もやって、
まあまあの出来ではあったか、と思う次第。
生産部長として最後のご奉公、の一日だった。
この日記を実は、静岡県伊豆半島のつけ根、
丹那盆地のとある別荘地で書いているのだけれど、
その報告は次回に。