2014年6月14日アーカイブ
2014年6月14日
有機の拡大と脱ネオニコへの道筋
コメ展でのトークセッションを終えて生産者たちと一杯やって、
翌 6月6日(金) は農水省に出かけた。
相手は 「生産局農産部農業環境対策課有機農業推進班」 で、
有機農業の拡大を推進していくためにどのような施策が有効か、
内部の勉強会を開くので来いという。
いろいろと各分野の意見を聞いているようだ。
その姿勢は評価しようということで、
有機農産物の流通状況と抱えている課題など、
僕なりに整理してお話させていただいた。
また要望や提案もいくつか提示したのだが、
さてどのような形にまとまっていくか、今後の動向に注目したい。
空振りだったのは、
生産者支援だけを考えるのでなく、消費(食べる) を応援する施策が必要だ
と訴えたのに対して、
生産支援の視点で進めるのが部局の立場である、
という回答が返ってきたことだ。
有機農業の推進とは総合施策のはずなのだが、
生産振興-販路拡大を後押しすると言いながら、
消費(者) に目を向けられないというのは、我々には不思議な話である。
「作る」 には 「食べる」 がセットされないとうまく回らないのに。
六本木でコメ展が開かれているのを知っているか、
の問いに 「いや・・」 と首を振られたのも、ガクッて感じ。
まあ失望していても始まらない。
聞く姿勢は持ってくれているので、
生産-流通サイドからもっと具体的な提案を、
つまり企画書を持ってぶつけることが必要なのかもしれない。
続いて 6月8日(日)。
「ネオニコチノイド系農薬を使わない病虫害防除を探るフォーラム」
第 3 回ワークショップ 「脱ネオニコチノイド系農業への地図を描く」。
ごめん。 一回でまとめるつもりだったのだけど、
続きは明日。