戎谷徹也: 2011年7月アーカイブ

2011年7月18日

なでしこに感謝

 

なでしこ、おめでとう!

なんという精神力。

ドイツ、スウェーデン、アメリカと、でかい強豪を相手に2試合が延長戦という

タフな試合を走り抜いた。

しかも何度やっても勝てなかったアメリカに対して、

追いついて、延長でまた追いついて、最後はPK戦で勝利をもぎ取った。

ドラマチック過ぎる。 泣いちゃいましたよ。

しかも被災への友情に感謝するあの横断幕。 世界中が喝采している。

僕も腹の底から、ありがとう! と叫びたい気持ちになった。

それにしても澤選手の、あのゴールは何だ? すご過ぎないか。

 

ついでに、魁皇さんにも、おめでとう!

65点人生を歩むワタクシにとって、貴方は人生の師です。

今場所はホントにつらそうだけど。

 

わが社にも慎ましながら、記録がひとつ。

幕張本社の6月の電気代が、何と前年比63%!という数字が出たのだ。

蛍光灯を半分に減らし、なおかつ自然光でやれる間は我慢する。

電気ポットを撤去し、冷蔵庫もサンプル保管用に限定した。

空調も時間短縮で、残業には昭和の頃のように団扇 (うちわ) が必須となっている。

最近は扇子の絵柄もいろいろ出てきてなかなか面白いけど、

四国人の私は、丸亀の団扇にこだわっている。

粋なうちわ、というのもあるのである。

 

べつにこれまで自堕落に電気を浪費してきたわけではないと思うのだが、

テッテー的にやってみようとトライしたら、37%減の達成。

電力は足りている、という計算もあるけど、

やれるだけのことはやってみよう。

この夏を豪胆に乗り切る、と宣言したのだ。

いざやってみれば、発見もある。

感動は与えられなくても、楽しく汗をかいてみよう。

ここで気持ちが前向きになれるのも、なでしこ効果か。

 



2011年7月 3日

ウェザーニューズさんの 『栽培天気』

 

6月25日付日記でお詫びした 「たんぼスケープ」 への投稿について、

管理者のアラカワケンスケさんから、

ⅰPhone からのメール投稿にも対応したとのコメントが入っています。

@i.softbank.jp の方はOK とのこと。

もしその他にお使いのスマフォで投稿できない場合は、

お使いのスマフォの機種を教えていただければ大変助かります。

すみません。 私が最新動向についていけてなくて。

 

また最初に 「投稿できない」 の連絡を頂いた Y さんこと

ゆきんこ@ゆいまーる さん。

通常のケータイからエラーの返事もなくアップもされないというのは

何か不具合があるのかもしれません。

引き続き調べておりますので、時折でも投稿してご確認いただけると、

これまた大変助かります。

 

横浜の舞岡公園をフィールドに活動を行なっている

ゆいまーる さんも、今年の米作りには格別の思いを抱かれたようですね。

HPで書かれていた言葉には、深く共感を覚えました。

 

  みんな生きなければならない。

  その場所で今もなお暮らしていくことを決めている以上は、

  土(大地)とのつながりを、断ってはいけない。

  この自然とのつながり、営みは続けなければいけない。

 

実り多い一年になりますよう祈念しております。

 

さて、先週の金曜日(1日) のこと。

大地を守る会と同じ千葉・幕張テクノガーデンに本社を置く

世界最大の気象会社 「ウェザーニューズ社」 の方がお見えになり、

新しくオープンした 『栽培天気』 なる携帯サイトの紹介と説明を受けました。

実は、農業や栽培に関連した気象関係の部署の方とは、

たまに情報交換などさせていただいているのです。

 


この 『栽培天気』 なるサイト。

農業を営む方や、家庭菜園を楽しむ方向けに作られたもので、

次のような機能があります。

 

1.作物の生育状況を写真付きで報告して(栽培レポート)、

  ご自分専用の  " 栽培日誌 "  を作成できる。

2.そのレポートや日誌を全国の利用者と共有し、

  栽培のノウハウや面白さを伝えあうことができる。

3.作物を自然災害から守るため、強風や豪雨、霜など、

  作物に影響を与える悪天候が予想される場合に、事前に

  利用者の携帯メールにお知らせするサービスも利用できる (月額315円)。

4.栽培で困ったことが起きた場合に、" 助けてボタン "  を利用すると、

  それを見た方 (プロ農家など) からアドバイスを受けることができる。

  また逆に、自分のノウハウを伝授することもできる。

 

詳細は、ウェザーニューズ社のプレスリリース (上記の 『栽培天気』 をクリック)

を見ていただくとして、要は

作物の栽培に携わるいろんな人たちとつながることで、さらに栽培が楽しくなり、

また田畑を自然災害から守り、イイ作物づくりにも貢献できる、

というコミュニティ・サイトとしてつくられたものです。

 

本サイトご担当の方の話によれば、6月20日にHPでリリースしてより、

毎日100名強くらいのペースで登録者が増えており、

予想以上の手応えだと。

ただし、、、これがなんと 「たんぼスケープ」 と同じで、

まだ通常の携帯 (フィーチャーフォン) しか対応できない、というのです。

フィーチャーフォンとスマートフォンは構造がかなり違っていて、

世界のウェザーニューズ社をもってしても、

いま急速に普及してきているスマフォにも同時対応する設計は困難だったようです。

「ようやくスマフォ対応のノウハウが蓄積されてきているところです。」

 

へ~え、そういうものなのか・・・・・

知識のない僕は、アラカワ君に 「早く何とかしてよ~」 とか言っちゃって、

きっと腹の中で、チッ、ど素人が・・・ とか思われたんでしょうね。

アラカワ様、大変失礼いたしました。

 

ウェザーニューズ社の方とは、このサイトをネタに

色々と情報交換をさせていただいたわけですが、

プロ農家にとっても有用なサイトに発展させるために、

お役に立てればいいなと思った次第です。

 

生産者の皆様、家庭菜園を楽しむ皆様、あるいは

ゆいまーるさんのように田畑をフィールドにして活動されている方々も、

一度アクセスしてみてはいかがでしょうか。

そして、ご意見いただけると嬉しいです。

 

おそらくスマフォ対応が完成するのは、

「たんぼスケープ」 も 「栽培天気」 も同じ頃になるような気がします。

 



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