あんしんはしんどい日記: 2012年10月アーカイブ

2012年10月 3日

収穫祭 & 自立祭

 

幸い台風17号の被害はそれほどなく(沖縄を除いて)、

しかしホッとする間もなく、真っ盛りとなった今年の収穫の秋はどこも豊作気味で、

販売へのプレッシャーはどんどんきつくなってきている。 踏ん張り時だね。

 

我が専門委員会 「米プロジェクト21」 でも、今月は二つの収穫祭が続く。

10月20日(土) が、千葉・山武での 「稲作体験」 最終イベントとなる収穫祭。

そして27日(土) が、福島・須賀川での 「大地を守る会の備蓄米」 収穫祭。

 

その 「備蓄米」 収穫祭では、

例年にない試みが準備されてきている。

生産者組織 「稲田稲作研究会」 の米の集出荷を担当する (株)ジェイラップが主催して、

地元の人たちを招いての

 『風土 in FOOD 自立祭』 と銘打ったイベントが組まれ、

大地を守る会との収穫祭も、これにジョイントするという仕掛けになったのである。

 

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(昨年の収穫祭から)

 

ジェイラップでは実は昨年もこの時期に、

地元の人たちと一緒に 「復興祭」 というのを催している。

そして今年は、「復興から自立へ」 をテーマに掲げた。

そこで、例年だと9月末か10月頭に催していた当会の収穫祭も、

それに合わせる形で日程を組むことにした。

備蓄米の生産者と大地を守る会の消費者による収穫祝い、という枠を越えて、

地域の人たちとも一緒に 「自立」 を謳おうというワケだ。

 

純粋に 「作る楽しみ、食べる幸せ」 を感じ、

誇れる風土を自らの力で守り育てていくために-。

  (ジェイラップ代表・伊藤俊彦さんの呼びかけから)

 

さて、そこでご案内です。

大地を守る会では、東京駅から大型バスを借り切って向かいますが、

席がわずかながら残っております。 いかがでしょうか。

震災による被害、さらには原発事故という苦難を乗り越え、

一丸となって対策に取り組んできた生産者たちの生の声に耳を傾け、

未来に向けた意気込みを感じ取っていただけたなら嬉しいです。

 

スケジュールは以下の通りです (「続きを読む」 をクリック)。

 


◆日程 10月27日(土)

◆行程   7:50 東京駅八重洲中央口ヤンマービル前集合

       8:00 出発

      10:45 東北自動車道・鏡石PAスマート出口下車

      11:00 現地着

            ほ場見学~除染実演

      12:00 施設見学(米乾燥設備、備蓄米貯蔵タンク、精米設備など)

      13:30 交流会 ~地元の食材一杯の交流会です~

              生産者紹介、会員からのメッセージなどなど

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 (昨年の交流会風景)

 

      14:30 「風土 in FOOD」 開催

              オープニング/トークショー/旬彩料理と地酒満喫・直売コーナー

              /屋外ライブ など

      16:00~16:30 終了(「風土 in FOOD」 は続いています) バス発

      19:00頃 東京駅着 解散

◆参加費(バス代込み) 大人(中学生以上) 3,000円、小学生以上 1,000円

                小学生未満 無料

◆持ち物 水筒など。 お弁当は不要ですが、食事開始が13:30頃になります。

※ 車・電車での参加も OK です。 最寄駅=東北本線・鏡石駅(送迎します)

 

e111100514.JPG

 (同上)

 

行ってみようかしら、と思われた方は、

「コメント」 にてご連絡ください (メールアドレスをお忘れなく)。

折り返し詳細の連絡を差し上げます。 (コメントはアップしません。)

 

復興から自立へ!

" 安全で美味しい米づくり "  に懸けてきた彼らが、

いよいよ脱原発社会に向けて、

自然エネルギーによる自立した地域を築こうと前に進む姿を、見てほしい。

そして彼らの情熱を支えているのは、他ならぬ消費者の存在です。

どこよりも美しい生産地を再建する、

その輪を一人一人のつながりによって大きくしていきたい。

会員・非会員を問わず、一人でも多くの参加を願っています。

 



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