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8月の祈り

8月に入りました。
時候の挨拶としては、『残暑お見舞い申し上げます』 なのですが、
気象庁は今日ようやく、
関東甲信越地方が「梅雨明けしたとみられる」との発表。
-何かさえない夏の到来ですね。

四季の変化が美しいと言われる日本で、
ここ数年、というか年々、季節がその季節らしくなくなり、
農家も「過去の経験でやれなくなっている」と嘆くことが多くなっています。
どうか、夏らしい夏であってほしいものです。

梅雨明けから約1ヶ月は、太陽の光輝く、言わば日本の乾期。
稲(米)も一気に成熟期へと進みます。

稲ではこの時期、晴天だと、一日で1haあたり約100kgの体をつくるそうです。
約170kgの二酸化炭素が、大気から作物に吸収される計算になるとか。

CO2削減にもっとも貢献するのは、健全な自然のバランス、ということでしょうか。

関東以北の水稲も、今のところすこぶる順調の様子。
でもこういう時はかえって不安になったりもします。

切ない‘収穫の秋’にならないことを祈りたい。

2007年8月1日、梅雨明けの日の感想でした。 

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