雑記帳: 2012年11月アーカイブ
2012年11月16日
白神トレッキング
ブナの植林を終え、温泉に浸って、
ライスロッヂ大潟 (気兼ねなく自由に滞在してもらおうと黒瀬さんがつくった宿泊所)
にもう一泊させてもらって、
4日(日) は白神山地まで足を伸ばした。
こういう日程が組める曜日回りは6年に1回しか巡ってこない。
駆け足での遠征ではあるけれど、
担当事務局・西田が希望者のために用意してくれた
「白神山地トレッキング 貸し切りタクシー8時間フリープラン」
に便乗させていただくことにした。
10人乗りのガイド付きタクシーだ。
選んだのは秋田県八峰町の留山~薬師山散策コースと、
青森県深浦町の十二湖散策コース。
まずは、留山のブナ天然林を歩く。
ここからはもう解説はなし (正確にできないし)。
下手な写真でも、僕にとっては貴重なオプション・ツアーだったので、
雰囲気くらいは残しておきたいのであります。
樹齢200年だったか300年だったか・・・
ガイドの方の解説に耳をそばだて瞬間理解してもメモを取るわけでなく、
僕はただただ感心して見とれるだけ。
熊の爪痕。
その熊が必死で木をよじ登ってでも食べたいのが、
ブナの実。
硬い殻を剥いて齧ってみる。
さっぱりとした甘さがあって、美味しい。 子供の頃食べたシイの実に近いか・・・
ブナってやっぱ、寓話的想像をかき立てる樹だよね。
人と森の物語を・・・
留山コースを降りて、青森に向かって海岸線を北に走る。
途中立ち寄ったイカ料理のお店で昼食をとる。
ここから青森、十三湖めぐり。
ブナの森に囲まれて、こんな湖沼が13、じゃなくて本当は33ある。
平成の名水百選に選ばれたという
「沸壺池の清水」。 優しい水! 本当にウマかった。
少しの汗をかいただけで、
旨い酒を頂戴しながら楽しい夜を過ごし、
たっぷりと紅葉の森林浴に浸って、
山と海の壮大なスペクタルに思いを馳せ、、、
植林の手伝いとか言いながら、まったく
自分をリフレッシュさせるために来た3日間だった。
渇望してたんだな、きっと。 森の精霊のパワーを。。。