2010年4月 1日
「春の三浦・大根収穫交流会」を行いました!
とらちゃんこと虎谷健です。
桜の開花が宣言されてからも寒い日が続きますね。
大地を守る会六本木事務所のお花見は明日4月2日です。
「う~ん、さくら散っちゃっているかなぁ。」と心配していたのですが、この寒さのおかげで満開の桜が
楽しめそうです!
料理は先日3/28にオープンしたエキュート東京の「大地を守るDeli」のお惣菜各種を予定。
こちらも楽しみのひとつです。
さて、お花見は楽しめそうですが良いことばかりではありません。
この3月下旬の寒さと天候不順のため、(今年は例年より3月の雨が多かったです!)今年の
大根収穫交流会は延期開催となってしまいました。
日程変更のために参加できなくなってしまった皆さん、残念です!
どうぞこれから開催予定の他の企画にも応募してください!お待ちしております!!!
急な日程変更にも応じてくださった皆さんが集まってきました。
まずは受け入れをしてくれている黒崎有機栽培研究会の皆さんの挨拶を聞いて開会です!
さっそく収穫を開始!大根を抜くのは主に子どもさんの担当。
大人の皆さんには、抜かれた大根の枯れ葉をとってもらい、その枯れ葉で大根についた泥を
落として並べる作業を担当してもらいました。
今回、大地を守る会への出荷分も合わせて3,300本の大根を収穫してもらいました。
子どもさんも大切なお手伝い戦力です。どんどん抜いてね!
形の良い大根がいっぱい!
がんばって抜いてくれています。きみより大きくないかい?
おおっ!これは大物です!
広々とした畑で気持ちいい日でした。
これもなかなかの大きさの大根ですな。
こちらではかくれんぼ。楽しそうですね!
どんどん収穫されてゆく大根。皆さんの協力でどんどん畑が空いてゆきます。
中にはこんな大根も。
それは・・・かぶではないかい???
そうなんです、畑の中にはまっすぐな大根ばかりではありません。
なかなか皆さんのもとには届かず、目には触れにくいのですが、畑ではいろいろな形の大根が
育ってしまいます。
「おもしろ大根」をみんなで集めてみました!「多様性」ですね~。
変わった形の大根に子どもたちは大喜びです!
みんなに気に入った「おもしろ大根」を選んでもらって家に持ち帰ってもらいました。
最近では生産者の技術もさらに向上し、このような規格外品の野菜も見かけることは少なくなり
ましたが、畑にいらっしゃる皆さんにはこのような作物もある事を知って頂きたいと思い、あえて
集めてみました。
少し前の大地を守る会では、さすがに二股の大根は流通していませんでしたが、ちょっと大きくなり
すぎた小松菜、改め、「巨松菜」や、虫に食われてところどころ穴のあいた通称、「レースキャベツ」
なども流通していたこともあったんですよ!
そのような不揃いの野菜たちを通じて、皆さんに畑の様子に想いを馳せる「考える素材」にして
欲しいという気持ちの表れだったのですね。
収穫が終わった後は、枯れ葉や泥を落とした大根を出荷のためのカゴ車に乗せます。
出荷作業のお手伝いも皆さんにお願いしてしまいました!
出荷作業も終わっていよいよお昼ごはんです。
生産者の奥さま達が大根汁を用意してくれました。
リーダーの石渡稔さんの奥さま、久子さん、いつもおいしい大根汁をありがとうございます!
みんなで昼食を食べました。
右側の衝立は朝方風が強かったため用意してくれたものですが、必要ないほどの良い天気になりました。
今年は荒天による延期で残念だったこの交流会。
もともと3月は天候が変わりやすい時期ですので、週間天気予報が出ると日々一喜一憂しながら
過ごすことは毎年の事なのですが、近年はその予測がさらに難しくなったような...。
すべてを地球温暖化のせいにするわけにはいきませんが、このような先を読みにくい天候の中でも
安定して作物を育てなくてはならない農家さんは、やはり大変なリスクを負っているな、と思って
しまいます。
来年こそは春らしい気候の中で皆さんとお会いしたいです!
今回参加できなかった皆さん、来年もまた申し込んでください!お待ちしております。
大地を守る会 交流局 虎谷健