2010年12月16日
映画「玄牝」公開直前スペシャルトーク開催
うっしーこと牛島真也です。
河瀨直美監督の新作『玄牝』の渋谷ユーロスペースでの上映が、
2011年1月7日(金)まで延長になりました。
河瀨監督と言えば、デビュー作『萌の朱(もえのすざく)』で、97年カンヌ国際映画祭でカメラドール(新人監督賞)を史上最年少で受賞。
2007年には、『殯の森(もがりのもり)』で同映画祭グランプリを受賞するなど、日本を代表する映画監督です。
映画『玄牝』は、"自然分娩"を行なっている愛知県岡崎市の吉村医院と、そこに集う妊婦たちの様子を追ったドキュメンタリー。
河瀨監督自ら16mmフィルム・カメラをかつぎ、お産という繊細な瞬間を見つめました。
※くわしくはこちらをご覧ください↓
大地を守る会では、「大地を守る会35周年」と連動して、映画『玄牝』とコラボ企画をいろいろ実施してきました。
河瀨監督の作品に対する思いや伝えるメッセージの根幹には、「自然環境に調和した、生命を大切にする社会の実現」を目指し35年間活動を続けてきた大地を守る会と通じるテーマが流れています。
コラボ企画のひとつ、「大地を守る会presents 映画『玄牝』公開直前スペシャルトーク」が、10月28日(木)東京・青山のウィメンズプラザ・ホールで開催されました。
遅ればせながらご報告させていただきます。
映画『玄牝』のダイジェスト版を見た後、河瀨監督を囲んでのスペシャルトークというプログラム。
司会は、J-WAVE「ロハスサンデー」のナビゲーターとしてもお馴染みの丹羽順子さん。
トークゲストは、フードコーディネーターの根本きこさん。
当日は雨にもかかわらず、150人以上と多くの方にご参加いただきました。
出産をテーマにした映画ということもあり、女性(特にお子さま連れ)の方が目立ちました。
お三方のトーク、会場からの質問も盛り上がり、終了予定時間を30分ほど越えて終了。
ご来場いただいた方のアンケートもご好評のものが多かったです。
ご来場いただいた皆さま、ステージ上のお三方、本当にありがとうございました。
私も試写などで何回か見ましたが、男性の方にもぜひ見ていただきたい映画です。
最近は立ち会い出産なども一般的になってはきましたが、男性にとっては生まれるまでなかなか実感がわかないというのが正直なところです。
多くの男性がこの映画を見て、お産について考えるきっかけになってくれたらうれしく思います。
東京では、渋谷ユーロスペースで1月7日(金)まで公開中。
これから全国各地で公開されますので、お近くの劇場でぜひご覧ください。
くわしくは公式HPで。
大地を守る会事務局 牛島真也