2011年10月18日

【復興支援】食べものつなげるプロジェクト第23回ご報告

5月7日(土)よりスタートした新鮮な季節の野菜など加工食品を
避難所に継続的に届ける「食べものつなげるプロジェクト」、
第23回10月8日のご報告です。

今週から宮城県石巻市北上町(100世帯分)、
宮城県石巻市雄勝町(100世帯分)、
岩手県大槌町(20世帯分)への支援が始まりました。
きっかけは大地を守る会の会員さんからの呼びかけでした。
こんな方々が困っているようだから、とご連絡いただき
「東北復興支援団体 祈望」http://www.tohokukibou.com/ を通して、
3か所の支援につながりました。
今までは避難所へのお届けでしたが、
今回は自宅避難者中心です。
移動手段もなく、近くに食べものを買う店もないので
生鮮食品の入手に困っているということです。
届いた野菜は大変喜んでいただいたようです。


 第23回「食べものつなげるプロジェクト」

▼10月8日(土)石巻市へお届けの商品

大根5本、小松菜10束、長ねぎ5kg、こんにゃく10パック、ちくわなど練り製品10パック、えのきたけ10パック


▼10月9日(日)北上町、雄勝町、大槌町の3か所へのお届け合計

きゅうり50kg、玉ねぎ375kg、じゃが玉セット150kg、じゃが玉人参セット75kg、さつまいも60kg、里芋36kg、れんこん20kg、トマト60kg、洋梨15kg、ぶどう116kg、梨50kg


北上町、雄勝町、大槌町からのお礼メッセージをいただきました!


【大槌町】
9日の午前中に、野菜&果物で約20箱到着いたしました。
自宅に到着なものでビックリしてしまい、
皆さまにご報告する写真を撮影するのを忘れてしまいました。
自宅避難者の中の4世帯の方々にご協力いただき、
配布をお手伝いして頂きました。
自宅が残り修繕後住んでいる自宅避難者の方々
(支援が無い、会社が被災して解雇された、収入が減った、
店舗までの距離が遠い方々)を中心に、
各家庭の人数に合わせてお配りしました。

私自体が家電店を営んでいて、
大量の野菜を軽トラックに積んでお配りしていたため
各家庭の奥さん達に、「野菜屋さんはじめたの」とツッコミ言われ、
震災後、久々にみんなで大笑いしました。
野菜を沢山頂いたうえに、皆で会話も弾み楽しいひとときでした。
数多くのご支援に関ってくださった方々に感謝いたします。
私も大槌の皆さんの笑顔を見て、元気を頂きました。有難うございました。


【雄勝町】
いつもお世話様です。
この度の大地を守る会様の支援野菜大変ありがとうございました。
当雄勝森林公園仮設住宅の方々に各種均等に分けて配りました。
また一部石巻市河北町の仮設住宅にも届けました。
みなさん大変大喜びで全員が助かる助かると連呼しておりました、
みなさん早速料理したのでしょうね、
次の日になったら、みんながおいしかったと言ってました。
私も頂きましたが、大変おいしく生きがいいというか、
味が濃くおいしかったです。大変ありがとうございました。
雄勝を代表して御礼申し上げます、皆様によろしくお伝えください。


【北上町】
先日は新鮮な野菜と果物を沢山ご支援していただき、
ありがとうございました。
北上町から車で1時間ほど走るといちばん近いスーパーがありますが、
車がないとなかなか買いにいくのも難しい場所ですし、
困窮されているご家庭も多いのでひじょうに有り難かったです。
やっと買い物に行けても、半分に割った白菜が四百円もして、
野菜は高級品でとても手が出ないので本当に助かりました。
大地を守る会様の野菜は、とにかくいちばんに鮮度が良かったです。
玉ねぎ、里芋、キュウリ、蓮根、ナシ、ぶどう、など色々な種類を
ご支援いただき数がかなり多く配布できましたので
助かる助かると大喜びでした。
ひとつ勿体なかったのが、カットされた蓮根の箱が1箱ありまして
9割程まっくろになり水分がでて痛んでいました。
せっかく頂いたのに勿体ないと思いましたので、
次回は切らないでまるまるで頂けると有り難いです。
切れていないまるまるの蓮根は新鮮で大丈夫でした。
あと時期的に難しいかもしれませんが緑の葉っぱものの
リクエストがありましたので、もしあればお願いしたいです。
大地を守る会の皆様、ご支援に関ってくださった皆様に感謝いたします。


大地を守る会 宇田川

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