2013年8月14日

食物アレルギー対応キャンプ-「夏休み環境教育キャンプ2013」-報告②


 ・「福島子どもプロジェクト」のひとつ

 大地を守る会では、3.11の震災の際に、会員の方々からいただいた寄付でつくった、「大地を
 
 守る震災復興支援基金」(現在、「大地を守る第一次産業支援基金」)の中から、震災弱者支援の

 ために、福島子どもプロジェクトを実施しています。その活動としては、


 などがあります。 アトピッ子地球の子ネットワークさんも、震災後、アレルギー患者に食材を

 運んだり、福島から山形に避難している方にお米を届けたりされています。また、このキャンプにも

 被災地域からの参加者がいます。 その事業に対し、福島子どもプロジェクトから拠出しています。


 ・夜のレクレーション

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 2日目の夜には、韓国からのお客さまと、子ども

 たちとで、伝統的な楽器を使って音楽や踊りを

 楽しむプログラムがありました。

 偏見ととらないでいただきたいのですが、普段は

 アレルギーで引っ込み思案ぎみな子どもたちだ

 そうですが、この夜は本当に楽しそうでした。

 




 ・最終日(3日目)の朝

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 朝食は焼き鮭がメインディッシュ。
 
 この日も朝からジリジリ暑い! 


 
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 前泊(8月7日から)しているボランティア

 スタッフたちには4日目の朝で、相当に

 疲れているはずですが、そんな様子は

 みせずに頑張っています。

 







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 この日のみそ汁にも、大豆や小麦が

 使用されていないあわみそやひえしょうゆ

 といったものが使われています。

 冬瓜と大根は大地を守る会提供です。


 朝食のあとは、炎天下、テントをたたむ

 作業が待っています!

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3日目で、子どもも疲れ気味。ボランティアが

心配して様子をみています。











 ・振り返りの時間
 
 参加者のプログラムの最後は、全員で3日間の振り返りです。
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 保育プログラム、子どもプログラムのそれぞの班ごとに、

 思い出や自分の作品を発表します。








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 子どもプログラムを受け持った大学生ボランティアは、自分たちの

 受け持ち班の様子を楽しげに語りました。










 ・本当に最後の時間

 参加者のみなさんが帰ったあと、ボランティアスタッフと事務局スタッフで、反省&報告会です。

 赤城事務局長からは、このキャンプでも、調布市での誤食死亡事故以降、学校給食での対応で

 苦労されている保護者の方からお話しを受けたという報告がありました。このキャンプの参加者

 は、想像するに、アレルギーの重篤な方の割合が高いのでしょう。そういった方々は、学校給食

 において、いろいろなご苦労があると聞きます。

 また、ある子どもは、学校では、周りとなじめずに授業に参加するのもつらかったのに、この

 キャンプでは、ボランティアスタッフとも打ち解けて楽しく過ごすことができたという報告もありました。

 「上り坂を登っていると後ろから押してくれたり、疲れている様子をみせると肩をたたいてくれたり、

 優しいところを見せますね」と。こういった報告が、吉澤代表、調理責任者の高嶋さんや多く

 の事務局スタッフ、ボランティアスタッフにとってどれほど力となり、疲れを吹き飛ばしてくれること

 でしょうか。


 最後にみんなの笑顔をお届けして。
 

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        (ボランティ&スタッフ。ご苦労様でした!)



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