2013年9月27日
だいちサロン34回目 煎茶の飲み比べ
日時:2013年9月19日(木)
場所:中原市民館 第5会議室(神奈川県川崎市)
主催:だいちサークル・サロン部
参加人数:15名
毎月あちこちで開催される「だいちサロン」ですが、今回は「煎茶の飲み比べ」という企画で
開かれました。
今回選ばれたお茶は以下のとおり。
写真左から「樽井さんの特上煎茶」「松田さんの煎茶」「いりえ茶園の八女茶」「北村製茶の農家の
有機緑茶」「有機屋久島茶」
2回お茶をいれたのですが、最初はそれぞれ4gずつを急須に入れ、80℃のお湯、蒸らし時間30秒。
2回目は6gで40秒。わずかな違いですが、この差でも色あいや味に、確かに差が出ました。
そして、5種類のお茶はどれがどこのかはわからないようにして、参加者は試飲しました。
湯呑は数も多く必要なので、今回は紙コップで間に合わせました。
写真ではわかりづらいですが、色合いはけっこう違いが出ました。
また、こんなやり方でも。
この日参加した加工食品担当の職員ですが、茶葉を手にとってそのまま食べてみています。
香りもそうですが、味もやっぱり違うのですね。
産地(製造元)当ても行ったのですが、おひとりの方が5種類全部を当ててくださいました!
一通り飲み比べた後、みんなで感想を伝え合いました。
「一度にこのようにしてお茶を飲み比べたのは初めて。それぞれのお茶に個性があることも
わかりました」
「緑茶は日本で生産できるもの。コーヒーはそうではない。もっと大切にしていきたい」
「最近では急須も使わない家庭も増えているとか? 残念な限り」
なお、実はこの日サプライズ(?!)があって、静岡県浜松市から、
なんと、お茶の生産者、樽井さんご一家も会場にいらっしゃいました。
樽井さんとは大地を守る会の本当に最初の頃からのおつきあい。毎年東京集会には必ずいらっ
しゃってくださり、お茶をいれていただいております。
この日も、お茶畑の様子や製茶の行程などについてお話いただきました。
日本農産株式会社の社長を務められる樽井隆之さん(写真右端)からも、
「今日のような飲み比べで産地を当てるのはとても難しいですね。でも、お茶は、産地、
品種、蒸し方、見た目、いろんな条件で味が違ってきます。これからもぜひ飲んでください」
とのメッセージをいただきました。ありがとうございました。
だいちサロン。毎回いろいろな企画も取り交ぜ、会員どうし、そして生産者の方々とも
しっかり交流が続いています。
(だいちサークル担当事務局)