病気に弱い豚は、感染症予防のために子ブタのころからたくさんの抗生物質などを投与されがちです。でも大地を守る会では「豚にストレスを与えない環境づくり」が、豚の健康を守る近道と考えてきました。生産者と知恵を出しあい、工夫をかさねながら、なるべく広い飼育スペースをとったり、生まれてからずっと1頭1頭きめこまやかに目を配って、病気の予兆を早めにキャッチ。まるで小さい子どもを育てるみたいに手塩にかけて大切に育てています。