社会貢献活動(CSR)

大地を守る会の国際活動:DAFDAF基金

「食や自然は世界ともつながっている」顔の見える海外支援

パレスチナ

大地を守る会は、「日本の第一次産業を守り育て、人々の生命と健康を守り、持続可能な社会を創造する」ことを理念に掲げています。日本の第一次産業や生態系は、世界ともつながっています。そのため国内だけでなく、世界の生産者や自然環境、第一次産業なども同様に捉え、ともに歩むことを大切にしています。

 

1990年から本格的に、海外の農業生産者や農業団体などと交流を開始し、2006年には「DAFDAF基金」を設立しました。顔の見える海外支援「DAFDAF基金」についてご紹介します。

 

DAFDAF基金とは?

DAFDAFは、The Development Assistance Fund of Daichi for Asian Familiesの略。DAFDAF基金は、海外の交流先である農業生産者や農業団体の技術や生活の向上を支援し、それぞれの地域の環境と伝統的な文化を守り育てる有機農業を振興するために、2006年に設立された基金です。海外交流先からの農業プロジェクトなどの要望に応じて協力したり、災害時の緊急支援をしたりと、規模は小さくても顔の見える支援をしようと20年以上続けています。基本、支援の目的や内容とともに募金を呼びかけ、現地への訪問や密なコミュニケーションにより、進捗や現状などを報告します。

 

【2007年 パレスチナオリーブ畑・平和の道建設プロジェクト】

募金額1,449,000円

パレスチナ

パレスチナのオリーブ畑は、荒れ地で車が入れないため、オリーブ農家の要望に応じて、約1.3キロの農道を舗装しました。2014年に現地を確認した際には舗装路がさらに延長され、オリーブの植樹が増えていました。オリーブ農家にとって、遠い日本からの支援は心の支えになっています。

 

【2007年~2012年、2014年 ミャンマー北部有機農場支援プロジェクト】

募金額1,660,500円

ミャンマー

ミャンマーで有機農場を始めたドナルドさんを支援しました。募金は農場の整備や軽車両の購入、農民のための農業ワークショップハウスの建設に充てられました。ドナルドさんは現在、地鶏の孵化を事業化して地域の農民に安くヒヨコを販売したり、母豚を農民に貸し出して子豚を増やす豚銀行プロジェクトも展開しています。

 

【2009年 パレスチナ緊急支援】

募金額4,248,000円

パレスチナ

イスラエル軍によるパレスチナ・ガザ地区への軍事侵攻に伴い、多くの一般市民が被災しました。オリーブオイル生産者団体UAWCを経由して、ガザ地区の被災者に支援セットが届けられました。セット内容はパンや調味料、せっけんなどの生活物資で、家族構成を聞き取りながら用意されました。

 

【2015年 ネパール大地震被災者支援プロジェクト】

募金額1,569,000円

ネパール

2015年4月に発生したネパール大地震発生の際には、地震発生後1週間以内に支援金を拠出しました。お付き合いのある3つのNGO団体(ネパリ・バザーロ、シャプラニール、ラブグリーンネパール)それぞれに、緊急支援金として200,000円を拠出しました。さらにその後長期支援金を募り、969,000円を同じ3つの団体に再度送金しています。

 

その他、ネパールの有機農業プロジェクト支援(2010年)、中国の有機農業を進める農民たちとの交流支援(2010年、2011年)、パキスタン洪水被災者支援(2011年)、フィリピン地震被災者支援(2012年)、パレスチナ・ガザ地区被災者支援(2014年)、パキスタンのスラムの学校支援(2014年)などを行ってきました。

 

なお、2016年7月から8月にかけて、会員の皆さんに「DAFDAF基金 緊急支援のための募金のお願い」を呼びかけましたところ、たくさんのご支援をいただきました。誠にありがとうございました。

※本募金は、緊急的に支援が必要な場合に備えるものです。使途については逐次報告する予定です。

募金額 975,500円(募金者数1,047名)

 

たとえ規模は小さくても、人々のニーズや思いにきちんと沿った顔の見える支援を、これからも続けていきます。

大地を守る社会貢献活動(CSR)をすすめる会

大地を守る社会貢献活動(CSR)をすすめる会

大地を守る会は、社会的課題をビジネスで解決していくソーシャルビジネス(社会的企業)です。産地交流会、料理講座、講演会、他NGO・NPOと連携した取り組みなど、幅広いCSR活動をご紹介します。