社会貢献活動(CSR)

福島の農地再生のために、いま私たちにできること

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こんにちは、大地を守る会の大塚二郎です。この記事では「いわきオーガニックコットンツアー」についてご紹介します。 ふくしまコットン集合写真

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「いわきオーガニックコットンツアー」が始まった理由と目指しているところ

まず「いわきオーガニックコットンツアー」は、「ふくしまオーガニックコットンプロジェクト」の活動を支援する取り組みです。   ふくしまコットンロゴふくしまオーガニックコットンプロジェクト」は、東日本大震災の翌年、2012年春に始動。当時、福島県では原発事故による風評被害などの影響で生産者が農業を断念するケースが多く見られました。 そこで、食用農作物ではなく繊維素材の「綿」を有機栽培で育て、Tシャツやてぬぐいに製品化・販売することで、地域に活気と仕事を生み出し、福島県から新しい農業と繊維産業を作り出そうとしています。 大地を守る会が呼びかけ人になっている、100万人のキャンドルナイト@増上寺では、2015年、ふくしまオーガニックコットンプロジェクトと大槌復興刺し子プロジェクトのコラボでチャリティーTシャツを制作し、たくさんの方が手にとってくれました。 詳しくはこちらの記事へ。  

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ツアーの内容は?

いわきオーガニックコットンツアーは、6月から11月のあいだ3回に渡って、綿の苗植え、草取り、収穫などを行います。場所は福島県いわき市。大地を守る会の生産者の夏井ファームさんのところにも訪問します。 参加者は首都圏からバスに乗って現地に向かい、数時間~半日程度の農作業をします。時期や場所によっては、間引きや水路づくりなど色々な経験ができることも楽しみのひとつ。 生産者の方や地元の方と交流をして、日帰りで帰ってくるというものです。晴れ渡る太陽の下、土に触れ、生きものに向き合う時間というのは、とても気持ちのいいものです。 移動バスは、有限会社リボーンによる、家庭で使用された廃食油を回収・リサイクルした燃料BDF(バイオディーゼルフューエル)100%で走る観光バス、通称「天ぷらバス」を利用しています。この排気ガス、ほんのり天ぷらの匂いがしたりするんですよ。   ふくしまコットンリボーンバス

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どうして、大地を守る会×パタゴニアなのか?

さてどうして大地を守る会×パタゴニアのコラボなのでしょうか。 大地を守る会は1977年に設立され、有機食材の宅配事業を約40年前に開始して以来、環境への影響や生物多様性の観点から、有機農業の重要性を訴えてきました。パタゴニアも1996年以降、製品素材の環境への負荷を考慮しすべてのコットン製品をオーガニックに切り替えています。 東日本大震災から6年半が経過し、震災の記憶が確実に風化している今、両社はオーガニックコットンを通じて福島県を支援できないかと考え、今回のツアーを共催しています。これまでも両社の社員が多数参加して、福島県の現場に直接かかわり、多くのインプットを得ています。  

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参加している社員の声を紹介します

大地を守る会の入社2年目の関裕子から。
「私が参加している動機は主に2つです。ひとつは、従来のコットン栽培の実情に問題意識を持っており、その代替案としてのオーガニックコットンに興味があったため。そしてもうひとつは、このプロジェクトが一方的な被災地支援活動ではなく、福島県に住み暮らす方とそれ以外の方とが「一緒に」作っている点に魅力を感じ、私もその「一緒に」の輪に加わりたい!と思ったためです。」 「入社1年目から何度か参加していますが、行くたびに気づきが得られるプログラムです。多方面から関心を持ってやってきた参加者の方はとにかく面白く、『また会いたい』と思えるエネルギッシュな方たちばかり。行きのバスでは隣の人を他己紹介する時間があったり、お昼は皆でちゃぶ台を囲んで食べたりと、交流が深まるきっかけも散りばめられているので、1日だけでたくさんのことが学べます。 畑での作業は、五感がフルに刺激されます。目で見るだけでなく、春の匂いや潮の香りを鼻で嗅ぎ取ったり、べとべと、サラサラ、ゴツゴツ、ズシン、といった土の感触を手や足の裏で感じたり。秋に実ったコットンボウルは軽く引っ張ると「ポッ」と丸ごと取れるのですが、その初めての気持ちいい感覚に感動し、やみつきになりました。こうした体験は強く記憶されるので、ふとした時に思い起こされ、『今どうなっているかな』『また行きたいな』という気持ちにさせてくれます。(こうして書いていても、また行きたくなる…)」

収穫前のコットン。なっているコットンボウルを見つけるのは宝探しみたいでした。

採れたてのコットンに感動して撮った一枚。秋晴れの中、緑と白のコントラストがとても綺麗でした。

「そして、行くまでのバスの車窓、夏井ファームの広い大地と空などから気づかされることも多いです。時には震災の爪痕を感じて胸を痛めることもありますが、美しい自然の中で1日過ごすことが、私にとっては心を緩めてほっとしたり、頭の中を整理する大切な時間となっています。」

夏井ファームへ向かう道。お昼ごはんの後、お腹いっぱいで、こんな風に天気が良いと遮るものが何もない道で「気持ちいい~」ってなっています。

 

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これからの予定

11月4日(土)にはいよいよ収穫となり、現在参加者募集中!ぜひたくさんの方に参加していただきたいです。 \詳細・お申込みはこちらから/ 私たち大地を守る会は、このツアーを通じて、福島県の農地再生と、地域の活気や仕事をつくることに、少しでも役立てたらと考え、活動を続けていきます。(文:大地を守る会・大塚二郎)  

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お知らせ

いわきオーガニックコットンツアーは運営費の一部を「大地を守る第一次産業支援基金」から充てています。皆さんのご支援が福島県の子どもたちの笑顔につながります。こちらのサイトから募金していただけます。(お買いものサイトへのログインが必要です。「大地を守る未来募金」という名前で表示されています。)

大地を守る会編集部

大地宅配編集部は、“顔の見える関係”を基本とし、産地と消費地をつなぐストーリーをお届けします。