社会貢献活動(CSR)

お米を知ることは、日本の文化や環境、「食」について深く知ること

米プロジェクト21

日本の大地を守る田んぼがなくなる!?

稲穂

日本人の主食、「お米」を育む田んぼ。その田んぼをめぐる環境は年々厳しくなっています。1969年に始まった減反政策によって、国内の田んぼの面積は約30%も減ってしまいました。

国を挙げての減反は、生産者の意欲も、米作りそのものの魅力をも失わせてしまいました。後継者がいなくなった農村では、田んぼの荒廃は進むばかりです。しかもお米の市場価格は下がる一方。

けれども、田んぼは「食べ物を生み出す場所」だけではありません。

田んぼには、私たちも気づいていない大きな役割があるのです。生きものの棲みかになったり、水をきれいにして蓄えたり、土砂崩れを防いだり、気温を調節したり。里と自然の調整弁として八面六臂の活躍ぶり。

田んぼを守ることは、地球を守ることにもつながるのです。

輸入自由化に負けるな

米作りは「瑞穂(みずほ)の国」と呼ばれる日本の文化を支えてきました。日本人は、米作りを通じてお祭りや伝統芸能など、さまざまな文化を生み出してきたのです。これほどまでに大切な田んぼがなくなっていくのは危機的な状況である、と大地を守る会は考えています。

コメの輸入自由化が始まった1995年、市場開放やグローバル化の名のもとに、食糧自給率が下落し、自給力の「自己破壊」が進み始めました。その少し前の1988年、いまから20年も前に、大地を守る会では、輸入自由化に反対する活動をきっかけとして「米プロジェクト21」を発足させました。お米の自給を守り、安全で安定したお米作りを応援する活動を本格的にスタートさせたのです。「米プロジェクト21」は、大地を守る会の生産者・消費者・事務局員が協力して運営しているプロジェクトです。

お米やお米作りにもっと関心を持ってもらうため、1990年から「「稲作体験」シリーズを開催しています。

稲刈り完了~!! お米と一緒に育った1年間でした!(過去の様子)

お米を守る活動

5月には野鳥や蛙のコーラスの中、泥にまみれて田植えを。6月には草とり。農薬をほとんど使わない有機農法の田んぼでは、草取りは最大の重労働なのです。7月はもう一度草とり。1ヶ月前の苦労の甲斐もなく、すでに草ぼうぼうです。9月、念願の稲刈り。豊かな実りに、自然への感謝を噛みしめる季節でもあります。

農薬を減らしてお米を作ることがいかに大変で、どれだけおいしいのか。

そして食の安全を守るとはどういうことなのか。

みずから体験することで、深くわかることができるのですね。収穫祭や交流会を開いたり、大地を守る会自慢の日本酒「種蒔人」の売り上げの一部を使って、田んぼを守るための基金を設立したり。小学校での総合学習の時間にお米作りや環境について勉強するプログラムも作りました。

大地を守る会は、日本の大事な主食でも文化でもあるお米を守っているのです。

関連商品はこちら⇒大地を守る会のお米

関連サイト 提携米研究会

大地を守る会編集部

大地を守る会編集部

大地宅配編集部は、“顔の見える関係”を基本とし、産地と消費地をつなぐストーリーをお届けします。