社会貢献活動(CSR)

会津電力、喜多方ワイナリー計画への挑戦のストーリー

225年を超える老舗酒蔵が次に目指したのは自然農法ワイン!? その理由は

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会津で225年続く老舗酒蔵、大和川酒造店(福島県喜多方市)。九代目当主・佐藤彌右衛門さんの志に共感して集まった人たちの次なる挑戦をご紹介します。
佐藤彌右衛門さん

佐藤彌右衛門さん

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大和川酒造店の紹介

大和川酒造店は、福島県喜多方市にある、江戸時代中期から続く創業225年の日本酒の老舗酒蔵。大地宅配オリジナル日本酒「種蒔人(たねまきびと)」の生産者としてもおなじみです。飯豊山の伏流水と、農薬不使用、減農薬無化学肥料の酒米を使い、杜氏と蔵人のていねいな仕事が生きる、国内はもちろん海外でも評価の高い酒蔵です。

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震災をきっかけに会津電力を設立

会津電力・雄国発電所

会津電力・雄国発電所

そんな老舗酒蔵の代表、佐藤彌右衛門さんは東日本大震災をきっかけに、再生可能エネルギーの発電供給会社「会津電力株式会社」を設立し、社長に就任しました。設立の想いをこう寄せました。
「原発事故は、物質的なものよりも心の分断を引き起こしてしまったようにように思います。生まれ育った土地から引き離されることは、人としての座標軸を失ってしまうようです。 こんな情けない姿では、子どもや孫たちの未来へ申し渡しができません。原子力をコントロールできないという事実を見つめて、再生可能エネルギーへの転換を図るべきだと強く思い、会津電力を設立しました」
(関連記事)東日本大震災から5年。会津電力を通じて、佐藤彌右衛門さんが描くエネルギーの未来  

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日本酒ではなく、電気でもなく、ワインを作るって?

会津電力は、会津地域に約50箇所の太陽光発電所を建設し、電力を供給しています。しかし、会津電力・副社長の山田純さんはいいます。
会津電力副社長・山田純さん

会津電力副社長・山田純さん

電気だけを作っていていいのかという議論は当初からありました。電気を使ったユニークな付加価値のあるものを作って、地域への還元もできるようなものが必要なのではないか……。その結果たどりついたのが、ぶどう栽培であり、ワイン作りだったのです」
会津電力に参加するそれぞれの想いを乗せて、喜多方ワイナリー計画/KITAKATA WINERY PROJECT が始まりました。

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自然農法での試し植えが始まりました

果樹など技術指導の経験豊かな道法正徳さんの監修を受けます。

果樹など技術指導の経験豊かな道法正徳さんの監修を受けます。

よいワイン造りは良質のぶどう栽培から。入手が大変困難な国産ぶどうの苗木をなんとか入手し、試し植えが始まりました。 場所は喜多方市の丘陵地、雄国(おぐに)地区。面積は約20haあります。今回、自然農法の技術監修を行う専門家たちからも「小高い丘の上、排水も良く、寒暖の差もあり、条件的には最高だと思っています。」と太鼓判。すでに無肥料、無農薬での栽培を試験的にスタートしています。

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すべては、食とエネルギーによる地域の自立のため。

そうまでしてこのプロジェクトに取り組むのはなぜなのでしょう。ここでまた佐藤彌右衛門さんの言葉に戻ります。
「会津には、季節を問わず豊富な食料があり、山には木々があります。穀倉地帯のため、穀物や野菜、動植物のたんぱく質もなどの食料の自給率は、カロリーベースで100%をはるかに超えています。会津は豊かなんです」
紅葉に色づく裏磐梯

紅葉に色づく裏磐梯

そしてこの先、2016年夏以降、支援者を募る予定。苗木のオーナーになったり、収穫を手伝ったり、ワイン作りに参加したり、支援者参加型のプロジェクトとして進めていくのだとか。
苗木のオーナー制度など支援者参加の仕組みを準備中とのことです

苗木のオーナー制度など支援者参加の仕組みを準備中とのことです

会津の自然が育むワインはどのようなものになるのか、楽しみです。ワイン作りには新潟のワイナリー「レスカルゴ」阿部宗毅さんのサポートを受けます。

会津の自然が育むワインはどのようなものになるのか、楽しみです。ワイン作りには新潟のワイナリー「レスカルゴ」阿部宗毅さんのサポートを受けます。

本格的なぶどうの収穫やワイン醸造が始められるのは2019年以降。息の長いプロジェクトの幕開けです。 プロモーションビデオのショートバージョン(約2分)はこちらから 大地を守る会でも、この喜多方ワイナリー計画に注目していきます。みなさんもご注目ください。

大地を守る会編集部

大地宅配編集部は、“顔の見える関係”を基本とし、産地と消費地をつなぐストーリーをお届けします。