フードレポート

新海苔の時期です。じつは知られていない新海苔のヒミツ

海苔の等級はおいしさじゃなくて、見ためで決まるの!?

進物にもよく利用される海苔。良い海苔の基準とは?

進物にもよく利用される海苔。良い海苔の基準とは?

 

知ってる? 海苔の等級で重視されるもの

海苔をはじめとする海藻は、古くから日本人との関わりが深い食材。海苔に関しては、平安時代から文献にその名が登場しているとか。そんな海苔に、お米と同じように等級検査があることをご存じですか?
生産者によって収穫・一次加工された海苔は、各地の漁業組合に集められ、等級が付けられます。等級は各地域の漁業組合ごとに異なり、全国で統一した基準があるわけではありません。ただし、等級付けで重視されることは共通しています。
それは、なんと「見ため」なのです!
食べ物なのに、見ためが重要とは不思議な話ですが、海苔が進物品として選ばれてきたことと無関係ではないのかもしれませんね。

海苔の養殖の様子。この芽からおいしい海苔が生まれます

海苔の養殖の様子。この芽からおいしい海苔が生まれます


見ための良い海苔が、おいしい海苔?

一般的に評価の高い海苔は、黒褐色が濃く、表面がつややかで光沢のあるもの。ちぢれや破れ、欠けや穴がないものが高級とされ、高い値で取引されます。
さて、ここで気になるのが、見ための良い海苔は「おいしい海苔」なのか、ということ。「高い値で取引されるのであれば、おいしいのでは?」と考えたくなりますが、必ずしも“おいしい”とは限りません。見ためは良いものの、香りがなく歯切れや味の悪い海苔も多く出回っています。
ちなみに海苔は、同じ等級だからといって毎年同じ味かというとそうではありません。産地や収穫した年によって品質が異なり、各組合でさまざまな生産者たちの海苔を等級ごとにまとめるため、同じ等級であっても個体ごとのバラつきが生まれるのです。

 

和の食卓には欠かせない海苔。見ためもおいしさもさまざまです

和の食卓には欠かせない海苔。見ためもおいしさもさまざまです

 

 新海苔の時期に味わいたい「おいしさで選ばれた海苔」

海苔は食べ物ですから、シンプルに考えれば、味が良く、さらに安心して食べられるのがいちばん。
大地宅配では、等級では味の判断が難しい海苔だからこそ、信頼のおける目利きが試食をして、見ためより“味重視”で選んでいます。
ちょうど季節は、新海苔のなかでも本当のはしりにあたる「秋芽一番摘み」が出回るころ。秋芽一番摘みは、お茶でいえば新茶と同じ。この新海苔の季節に「味で選ばれた、おいしい海苔」を味わってみませんか。

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大地を守る会編集部

大地を守る会編集部

大地宅配編集部は、“顔の見える関係”を基本とし、産地と消費地をつなぐストーリーをお届けします。