ヒストリー

走り続けて40年、大地を守る会の原点をたどる

【第18話のお詫びと訂正】たかがジャム、されどジャム

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19話に入る前に、お詫びを入れなければなりません。

18話の、フルーツバスケット設立時の話で、当事者から「事実誤認あり」の連絡がありました。問題の箇所はここ。

 

製品第1号は、青森・新農業研究会のりんごを使ったジャム。実に幸せなスタートだった。しかし農家には「送れば何とかしてくれるだろう」の感覚があって、傷んだ果実まで一緒に届けられ、真名子さんが激怒して突っ返したといったエピソードも生まれたりした。

 

「真名子さんが激怒して突っ返した」という事実はありません。たしかにひどい状態のリンゴも入っていて、激怒したことは事実だけれど、突っ返しはしなかった。

小森真名子さんの言葉です―

「私は、生産者から送られてきたものを突っ返したことは、一度たりともありません」

 

その時も、丹念に選り分け、良い状態のリンゴはちゃんとジャムにした。

そうでした。そう聞かされていました。調子に乗って無造作に書いてしまいました。

「訂正まではいいけどー」とのことでしたが、これはけっこう精神の根幹に触れる部分でもあり、2代目社長としては襟を正すべきところです。

ここに深くお詫びし、訂正させていただきます。

 

また誤解を招きそうな部分もあるので追記させていただきます。

このエピソードの生産者は青森・新農業研究会ではありません。

名誉のために名前は伏せますが、東北から遠路はるばる生産者自ら届けてきて、やれやれとトラックから荷を降ろしたところで、検品した真名子さんの怒りに遭い、日頃から人に頭を下げたことなどないと豪語するK・亮さんが直立不動で固まった、という逸話であります。

 

語り継がれて28年。

たとえエピソードが笑い種(ぐさ)になっても、奥にあるスピリッツを置き忘れてはいけない。自ら運んだ生産者の思い、それを受け止めて選別したスタッフたちの心意気、ちゃんと受け継いでゆきたいと気持ちを新たにさせられました。

 

フルーツバスケットには、今も各地の生産者からたくさんの果物が送られてきます。

指定の原料だけでなく、「これを何とかしてくれないか」といった依頼も後を絶ちません。モノがいきなり届くこともあります。パイナップルやら梨やら……と。

それらをけっして見捨てることなく、形にする。

 

“たかがジャム、されどジャム”

- 加藤保明前社長(現会長)の口ぐせですが、このミッションに終わりはありません。

 

りんごジャム

 

現在進行形の話は、“エビちゃんブログ「あんしんはしんどい」”でお伝えしています。

よろしかったら覗いてみてください。最近、更新できてないけど…

 

では、気を取り直して、19話に。

80年代初期の、大地を守る会がその活動フィールドを大きく広げていった時代の話を。

戎谷 徹也

戎谷 徹也

戎谷 徹也(えびすだに・てつや、通称エビちゃん) 出版社勤務を経て、1982年11月、株式会社大地(当時)入社。 共同購入の配送&営業から始まり、広報・編集・外販(卸)・全ジャンルの取扱い基準策定とトレーサビリティ体制の構築・農産物仕入・放射能対策等の業務を経て、現在(株)フルーツバスケット代表取締役、酪農王国株式会社取締役、大地を守る会CSR運営委員。 2008年農水省「有機JAS規格格付方法に関する検討会」委員。2013年農水省「日本食文化ナビ活用推進検討会」委員。一般財団法人生物科学安全研究所評議員。