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カラダと大地を守るために、食べることからエコシフト。


大地を守る会では、自然エネルギー導入に興味を持つ契約生産者・メーカー2500名を対象に「大地を守る会 顔の見えるエネルギープランコンペ」を実施しました。5月19日に最終審査を行い、以下の3団体を支援先として決定しています。

最近の動き

・2014年2月1・2日 大和川酒造店にて、自然エネルギーを利用した「おひさまスパークリング(純米にごり酒)」の仕込み作業実施
・2013年11月30日 藤野電力と共に「ミニ太陽光発電システム組立てワークショップ/自然エネルギー充電ステーション見学会」開催
  /blog/report/2013/12/30/
・2013年9月28日 日比谷図書文化館で「大地を守る映画祭/顔の見えるエネルギープランコンペ報告会」を開催
  /blog/report/2013/10/17/
・2013年5月19日 「大地を守る会 顔の見えるエネルギープランコンペ」最終選考会を開催。支援先を決定。
  /blog/report/2013/05/23/
・2013年4月 「顔の見えるエネルギープランコンペ」に21件の応募
  /blog/report/2013/05/01/
・2013年2月 「顔の見えるエネルギープランコンペ」プラン募集を開始
  /cp/d-energy/

【支援先】

1.祝島市場

~100%自然エネルギーで島の暮らしを楽しむ~
祝島自然エネルギー100%アイランドプロジェクト
●プロジェクト概要

祝島市場の提案は「自然エネルギーで100%自立する島」を目指すプロジェクトです。
本コンペの支援金は、3つの調査および計画の策定に利用されます。

①島で将来必要とされるエネルギー量の把握
②必要とされるエネルギーを100%自然エネルギーから供給するための調査・計画の策定
③地域、生活とつながった自然エネルギー事業の実施へ向けた調査・計画の策定

祝島には、手採りし鉄の大釜で炊くひじき、放牧豚による有畜複合農業、農薬を使わないびわ栽培、現在でも釜でごはんを炊くお宅があるなど、自然と共生する暮らしが代々受け継がれています。大地を守る会では、「祝島で自然エネルギーで自給する」という目的を達成するための調査・企画立案に、245万円の支援金を提供いたしました。島民わずか461名※1の島のチャレンジを見守り、応援したいと考えています。
※1 2013年5月時点

●祝島市場とは

本コンペに参加した祝島市場の代表 山戸孝さんは、祝島へUターン後、農薬に頼らないびわ栽培、びわの葉を使ったお茶、ヒジキなど海産物の加工・販売を行っています。大地を守る会には、釜炊き天日干しのヒジキを出荷しています。上関原子力発電所建設計画に反対する「祝島島民の会」の中心メンバーとしても活躍しています。
本プロジェクトは、祝島市場と「一般社団法人祝島千年の島づくり基金」の共同プロジェクトとして運営されます。一般社団法人祝島千年の島づくり基金は、2011年1月に設立され、将来にわたり祝島の「いのちと暮らし」を守り育て創りあげていくプロジェクトの構想を企画、島民の合意形成の場として、取り組んでいます。
http://www5d.biglobe.ne.jp/~jf-iwai/

●祝島とは

祝島は、山口県上関町にある瀬戸内海に浮かぶ島で、島民461名(2013年5月時点)、周囲の海では天然記念物のスナメリやカンムリウミスズメが観測されるなど、豊かな海が広がります。タイやアジの一本釣り漁業者が多く、島民は半農半漁の暮らしを営んでいます。1982年、島の対岸4キロにあたる田ノ浦に上関原子力発電所建設計画が持ち上がり、以降30年にわたり島民は反対運動を続けています。

2.大和川酒造店

自然エネルギーでお米シャンパンづくり事業
●プロジェクト概要

日本酒を造る酒蔵の屋根に太陽光発電パネルを設置し、そこで造られてた電気を利用し、純米吟醸発泡日本酒「お米シャンパン」を造るプロジェクトです。酒米の収穫、洗米、麹造り、仕込みなど、「お米シャンパン」が造れらる過程を紹介し、この機会に日本酒造りにも身近に感じていただく機会となります。完成した「お米シャンパン」は、大地を守る会の宅配・ウェブストアでも販売を予定しています。日本酒造りに自然エネルギーを使うのみならず、その製造過程も共有し、多くの方と完成の喜びをわかちあえるプロジェクトです。

【プロジェクトの予定】
7月:太陽光発電パネル設置、9月:酒米収穫、1月:洗米と麹造り、2月:仕込み、3月:完成披露パーティー

●大和川酒造店とは

創業は江戸時代中期の寛政二年(1970年)、福島県喜多方市で、飯豊山の豊かな伏流水と、会津の良質な米から、銘酒を造りつづける老舗の日本酒蔵です。原料米は喜多方、熱塩加納、須賀川などの酒造好適米であり、無農薬・減農薬の契約栽培です。旧い蔵を改造し、北方風土館として地域文化の発信・交流の場として提供するほか、近年は日本の食文化を代表して海外に進出するなど、日本酒文化全体をけん引する蔵でもあります。
大地を守る会ではオリジナル純米酒「種薪人(たねまきびと)」の蔵としてもなじみが深く、長くお付き合いをしています。種薪人は、その売り上げから「この酒が飲まれるたびに、森が守られ、水が守られ、田が守られ、人が育つ」を合い言葉にした「種薪人基金」へ、一本につき100円が蓄えられ、水源の堰さらい活動などに充てられています。
http://www.yauemon.co.jp/

●関連の動き

2011年3月11日以降、福島は地震と津波の被害のほか、東電・福島第一原子力発電所による未曾有の事故により、人々は放射能汚染に向き合わざるをえない状況に追い込まれました。福島県では原子力に依存せず、安全で持続的可能な社会づくりを目指し新しい福島を創ることとしました。これをうけ、会津地域の事業者、NPO、市民らが集まり、「一般社団法人会津自然エネルギー機構」と「会津電力株式会社」が設立されています。大和川酒造店もこの中心となり、地域内のエネルギー供給と地域の自立に向けた動きが始まっています。

3.スタジオikb(アイ・ケイ・ビイ)+ 藤野電力

自然エネルギー充電ステーションプロジェクト
●プロジェクト概要

自立分散型の自然エネルギー自給を地域で取り組む社会活動である「藤野電力」との協働事業として、神奈川県旧藤野町において、自然エネルギーによる充電ステーションを4か所設置するプロジェクトです。太陽光パネル3か所、小水力発電1か所の予定です。100V電源のコンセントにより電気を供給する施設を分散配置することで、化石燃料に頼らず電動自転車や電動バイクの電源となったり、災害非常時の電力供給源になったりと、地域活性化や防災対策につながります。
大地を守る会では、自然エネルギー充填ステーションの建設資金として、150万円の支援金を提供いたしました。

●藤野電力とは

神奈川県北西部、旧藤野町(現在は相模原市)の住民たちにより、自律分散型の自然エネルギー自給を目指し地域で取り組んでいる活動です。エネルギーや食糧の問題を抱える社会から、地域資源を活かして地域の人々が協力しあう持続可能な社会に移行しようという運動「トランジション藤野」のひとつのワーキンググループとして始まっています。藤野電力では、東日本大震災以降、ミニ太陽光発電システムを手作りするワークショップを日本各地100か所以上で実施し、発電の累計出力は32,330Wにまで及びました。エネルギーをじぶんたちの手にとりもどす、というコンセプトを社会に広め続けています。
http://fujinodenryoku.jimdo.com/

●スタジオikbとは

神奈川県北西部、旧藤野町(現在は相模原市)の建築設計事務所。地元産材の利用、地熱や太陽熱の利用、などに積極的で、地元の工務店や林業家と連携して事業をしています。大地を守る会とは、自然住宅事業の設計事務所として提携しています。





5/28オープンの「健康を応援するローソン」に、大地を守る会の農薬不使用の野菜など提供。

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