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カラダと大地を守るために、食べることからエコシフト。


暖房の温度を1度下げるのと、国産大豆でできた醤油を買うことは、同じCO2削減効果―。
食品輸送のCO2排出量の調査結果をもとに、できるだけ近くでとれたものを選ぶことで、輸送のCO2削減をよびかける「フードマイレージ・キャンペーン」を、有機野菜の宅配などの取り組むNGO「大地を守る会」が、他店舗と協力して開始しました。
日本の温暖化対策は、1990年比で約30%伸びている家庭のCO2排出が大きな課題となっています。CO2削減を生活に根づかせるユニークな試みが評価され、本キャンペーンは環境省のモデル事業に選ばれています。
フードマイレージを含む国際輸送のCO2削減は、11月28日からモントリオール開催のCOP11 およびCOP/MOP1で、京都議定書後2013年以降の議題として話し合われる重要な課題です。
フードマイレージのホームページからは、1人でも多くの参加をよびかけています。報道関係者の方々には、本キャンペーンの取材方々、ホームページをご覧いただけますと幸いです。

概要

名称

フードマイレージ・キャンペーン

期間

2005年11月1日~12月31日

実施方法

対象食材について、国産品を選択することで、輸入品と比べて輸送にかかるCO2の削減を行なう。

効果測定

食材ごとのCO2削減量を計算、販売量から効果を測定する。CO2削減効果は、HPでリアルタイムで更新する。

対象食材

野菜、主食、大豆

実施場所

(1)宅配 国産有機・無農薬野菜の宅配「大地宅配」では、対象品目の購入者ひとりひとりに、削減CO2量をお知らせする。
(2)店舗 店頭で「フードマイレージ」やCO2削減量を表示。
  1. レストラン、デリ「キヨズキッチン」(東京都港区麻布十番、六本木ヒルズ)
  2. 自然食品店「グルッペ」(東京都杉並区荻窪、武蔵野市吉祥寺、三鷹市)
  3. 日本料理店「山藤」(東京都港区西麻布)
(3) HP参加者の登録をうながす。HPからの登録者には、抽選で30名に「フードマイレージせんべい」プレゼント。

ウォームビズと同じ効果の国産大豆しょうゆ

大地を守る会では、食べ物の選択とCO2削減を結びつけるデータを2004年から2005年にかけて調査しました。これは他に例をみない新しい試みです。
その結果、食べ物の輸送距離を減らすことは、一般的的な省エネと同じくらいの効果があることがわかりました。この効果をわかりやすく示すのに、「poco」という単位を新しく作りました。CO2・100gが1pocoです。
例えば、今話題のウォームビズ、1日9時間、暖房温度を21度から20度に下げると、1.5poco(CO2・150g)の効果があります。
一方、1リットルの醤油に使われる大豆(約280g)を、アメリカ産大豆から北海道産大豆にした場合、輸送で排出されるCO2は、ウォームビズと同じ1.5pocoの削減効果があるのです。国産小麦パンでは1.1pocoです。その他、合計70品目のCO2削減効果がHPで見られます。

ポスト京都議定書の大きな課題にいち早く取り組み

フードマイレージを含む「国際輸送」のCO2排出量は、日本の総排出量の2.9%を占めています(2002年、温室効果ガスインベントリオフィスより)。国際輸送のCO2排出量は、2008~2012年のCO2削減目標を定めている京都議定書には含まれませんでしたが、2013年以降のCO2削減の中では、大きな課題となっています。
11月28日に、カナダのモントリオールで開催されるCOP11(気候変動枠組条約第11回締結国会議)およびCOP/MOP1(京都議定書第1回締結国会合)でも重要な議題として取り上げられる予定です。
本キャンペーンは、CO2削減を、わかりやすく楽しく生活に根づかせるユニークな取り組みが評価され、環境省の平成17年度地域協同実施排出抑制対策推進モデル事業に選ばれました。

宅配、店舗、HP、さまざまなチャネルでよびかけ

「概要」にありますように、宅配、3店舗、HPなどさまざまなチャネルでよびかけを行なっています。参加店舗は今後も増える予定です。この取り組みで、約250トンのCO2削減効果を予想しています。

お問い合わせ

大地を守る会 大野 由紀恵

〒106‐0032 東京都港区六本木6-8-15 第2五月ビル2階
TEL : 03-3402-8841、090-7000-6523
FAX : 03-3402-5590
E-mail : koho@daichi.or.jp
URL: http://www.food-mileage.com/(フードマイレージ公式サイトへ)
大地を守る会とは

大地を守る会(本部・東京都港区、会長・藤田和芳)は、自然に調和した社会の実現をめざし有機農業運動に取り組むため、1975年に設立された市民団体(NGO)。有機・無農薬野菜の宅配サービス「大地宅配」を手がける一方で複数のNGO、環境省と連携して、夏至と冬至の夜2時間、電気を消してキャンドルを灯そうとよびかける「100万人のキャンドルナイト」の事務局を務めています。





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