有機野菜や自然食品など安心できる食材・食品の通販宅配サービス|大地を守る会|おいしいオーガニック革命

カラダと大地を守るために、食べることからエコシフト。


報道関係者各位

要 旨

 有機食材宅配のパイオニア・大地を守る会は、全国各地の生産者、メーカー約150名を集めて放射能汚染の対策や、自然エネルギーについての勉強会を実施します。大地を守る会は1986年チェルノブイリ原発事故以降、有機農業と原発は共存しえないと考え、脱原発を目指して活動してきました。今回の福島第一原発事故を受けて、改めて脱原発社会づくりに向けての自然エネルギーの現状をNPO法人環境エネルギー政策研究所の飯田哲也所長から学び、また現実的な対応である放射能除染についてを、農林水産副大臣・篠原孝さんにご報告いただきます。また福島第一原発事故から5カ月を経て、具体的な取り組みを行っている生産者の情報交換会も行います。

●概要

■日時:8月18日(木)、19日(金)
■場所:幕張セミナーハウス(京葉線 新習志野駅徒歩2分)
■スケジュール:
●8月18日(木)12:50~17:00
 ・講演「土壌における放射能汚染の除染とチェルノブイリの現況」(農林水産副大臣 篠原孝氏)
 ・講演「自然エネルギーの現状と課題、各地の実践例」(NPO法人 環境エネルギー政策研究所 所長 飯田哲也氏)
 ・大地を守る会の取り組み報告
●8月19日(金)9:00~15:00
 ・各地での放射線除染と自然エネルギーの取り組み報告及び情報交換会
【報告予定の生産者】
  米:ジェイラップ(福島県)、蕪栗米生産組合(宮城県)
  牛肉:JAくじ(岩手県)、米沢郷牧場(山形県)ほか
 野菜等:ゆあさ農園(群馬県)ほか
 ・大地を守る会 習志野センター見学

■取材ご案内:電話またはメールで8月17日(水)正午までに貴社名、媒体名、ご連絡先、参加日をご連絡ください。
 ※ご希望の方は19日の報告会後に、生産者取材や習志野物流センター見学もできますので、事前にご連絡ください。

生産者会議の様子

生産者会議の様子

講演者

飯田哲也さん       篠原孝さん

●専門家や生産者による放射能除染取り組みや自然エネルギー導入報告

 放射能除染の取り組みと自然エネルギーについて、1日目は専門家に、2日目はすでに取り組みが始まっている各地の生産者の取り組みを共有し合い、今後の対策につなげます。

【生産者による報告予定】
■光合成細菌など10種程度の試験資材を土壌散布し、除染効果測定を実施:ジェイラップ(福島県)

 すでに取り組みを開始している除染対策について、内容を説明するとともに途中経過を報告します。
 ①放射能除染効果があるといわれている光合成細菌やボカシ肥エキスなど10種程度の試験資材を土壌に散布し、効果検証。
 ②生産者別に指定した約300圃場ごとに、土壌・根・稲体ごとに定期測定による移行推移のデータ化。
 ③収穫直前期での全圃場(約600圃場)玄米サンプリング、また収穫時に白米、稲ワラ、モミがら、米ぬかによる放射能測定。
 ④複数の専門家・研究者による解析と総合評価を行い、公表するとともに次年度につなげる。

■大学と共同で放牧牛の安全性を高めるための共同調査実施:JAくじ(岩手県)

 餌となる牧草や稲ワラの放射能測定はもちろんのこと、今後放牧牛の安全性を高めるための対策を大学と共同で実施しています。また、安全な飼料を得るために、飼料作物の一部圃場で除染効果のあるひまわり、アマランサスなどをまく対策をとっています。
 ①北里大学と放牧牛の安全を確保するための共同調査を開始。土壌や牧草地、飼料作物の放射能分析などを実施。
 ②牧草、稲わらの放射能測定を実施。
 ③飼料作物の一部の圃場で、除染効果のあるひまわり、アマランサスを播種済み。

■15年前から農園にソーラー発電を導入。自然エネルギー利用に先進的な農家:ゆあさ農園(群馬県)

15年前から農園にソーラー発電や、ガソリン使用を減らすためのソーラーリフトなどメーカーと共同開発で導入。農業での自然エネルギー利用に関して先進的な取り組みを紹介します。

※その他にも各地での実践例を共有し合い、今後の対策につなげます。

【Ustreamで配信いたします。】

飯田哲也さん、篠原孝さんの講演については、Ustreamで配信いたします。 是非ご覧ください。
http://www.ustream.tv/channel/dwmk-kaigi2011
※概ねの予定として、篠原孝さんの講演は13:30~、飯田哲也さんの講演は 15:15~から、それぞれ約1時間の配信予定です。

●大地を守る会とは

自然と調和した社会の実現をめざし、1975年に設立された社会的企業。安全性とおいしさにこだわった農産物、畜産物、水産物、加工食品、雑貨品を会員制でお届けする宅配サービスを運営しています。現在、利用者数は約11万6千人、生産者会員は全国に2,500(2011年3月末現在)。

お問い合わせ(取材ご希望の場合は、下記担当までご一報下さい)

広報担当:中川啓、齋藤史恵、宇田川千夏

連絡先
〒261‐8554 千葉県千葉市美浜区中瀬1-3
幕張テクノガーデンD棟21階
TEL
043-213-5860
FAX
043-213-5604
E-mail
press@daichi.or.jp
5月16日(月)に移転しました。




生産者向け脱原発・自然エネルギー勉強会8/18・19開催。全国各地から約100名の有機生産者が参加。放射能除染の取組み報告も。

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8/8の新米販売開始より、米の全契約産地の放射能測定実施。福島県では、米の除染試験も進行中。