2012年度中に北京での有機農産物宅配サービス開始に向け、大地を守る会と中国NGO・北京富平学校が合弁を検討。4/30~5/25 実務担当者来日。 |
2012年4月25日 |
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要 旨
有機食材宅配のパイオニア・大地を守る会は、中国農村部の貧困問題解消に取り組むNGO「北京富平(フーピン)学校」と共同で、2012年度中に北京での有機農産物宅配サービス開始をめざしています。そのために、富平学校の実務担当スタッフが来日し、大地を守る会の生産者、物流機能や顧客対応などを3グループに分かれ、2012年4月30日~5月20日にかけて視察します。
●中国NGO訪日概要
■訪日期間:4月30日(月)~5月25日(金)
■訪日メンバー:NGO・北京富平学校 スタッフ(物流担当2名、農産物管理担当2名、顧客対応等1名、システム担当1名)、通訳1名
■主なスケジュール:
前半日程に物流センター、後半日程に農産物管理・顧客対応の視察を予定。
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4月30日(月)~(前半日程)
- 物流センター(埼玉県)での野菜の入荷・検品・仕分け作業、会員宅への配送員同行など物流視察。 5月14日(月)~(後半日程)
- 産地訪問などを通じて、生産基準、栽培管理、産地監査手法の視察、仕入・発注業務についての視察。
- 新規顧客の営業、既存顧客へのコールセンター対応視察。
2010年12月に富平学校の生産者が、大地を守る会の生産者のもとに見学に行ったときの様子
- 弊社代表藤田和芳、担当者などへのインタビュー
- 物流センターでの作業視察の様子
- 産地訪問の様子
- コールセンター対応の様子 ※この他、ご要望に応じて対応させていただきますので、ご相談ください。
○取材受付いたします。電話またはメールで、ご希望の日程、貴社名、ご連絡先、ご参加日をご連絡ください。
下記のようなことが取材いただけます。
●事業モデルの具体化の為、物流・顧客対応・農産物管理を担う実務担当者が来日。
大地を守る会は中国農村部の貧困問題解消に取り組むNGO「北京富平(フーピン)学校」と共同で、2012年度中の北京での有機野菜宅配のサービス開始を目指し検討を重ねています。今回、実際に合弁事業の実務を担うスタッフが来日し、物流・農産物管理・顧客対応の3つのグループに分かれ視察を行います。
現在、中国では都市と農村部の経済格差が大きな社会問題になっていると共に、ほとんどの消費者が「食の安心・安全」について不安を感じています。慣行野菜の2倍から数十倍の価格で売られている高級スーパーの有機農産物であっても、本当に安全なのか不安に感じながら購入しているのが実情です。富平学校は、この状況を打破し生産者と消費者が本当の信頼関係で結ばれるためには、生産者が"本物の"有機農産物を栽培し、消費者が信頼して購入できる流通システムを構築することが必要と考え、日本の有機農産物流通のパイオニアである大地を守る会に協力を要請しました。大地を守る会もソーシャルビジネス(社会的企業)として、日本だけでなく中国、アジアに有機農業を広げることで食の問題を解決したいと、富平学校と事業の検討を開始しました。
これまでに2010年12月、2011年12月の2回にわたり、富平学校の理事・スタッフ、農業生産団体のリーダー延べ約50名が来日し、事業検討を重ねてきました。
大地を守る会とは
自然環境と調和した、生命を大切にする社会の実現をめざし、1975年に設立のソーシャルビジネス(社会的企業)。安全・安心とおいしさにこだわった農・畜・水産物、加工食品、雑貨等をお届けする宅配サービス他を運営しています。現在、利用者数は約14万3千人、生産者会員は全国に2,500人(2012年3月末現在)
お問い合わせ(取材ご希望の場合は、下記担当までご一報下さい)
広報担当:中川啓、齋藤史恵、宇田川千夏、栗本遼
- 連絡先
- 〒261‐8554 千葉県千葉市美浜区中瀬1-3
幕張テクノガーデンD棟21階 - TEL
- 043-213-5860
- FAX
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