5/20は東ティモール独立10周年。基金付きフェアトレードコーヒーを5/21~販売。基金で現地にひよこを配り、卵で栄養不足の改善をめざす。 |
2012年5月18日 |
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要 旨
有機食材宅配のパイオニア・大地を守る会は、5月20日の東ティモール民主共和国の独立10周年にあわせて、フェアトレードコーヒーをリニューアルして販売します。大地を守る会は、東ティモール独立後、2004年よりコーヒーを輸入し、販売をするとともに、商品代金の一部を「大地を守る会東ティモールこども基金」として積み立て、未来の国づくりを担う子どもたちへの支援を行っています。2006年9月には現地の小学校に教材を寄贈し、今年は新たな取り組みとして子どもたちにひよこを配り、育てることで卵から栄養不足を改善してもらう「コーヒーからつながるひよこプロジェクト」を立ち上げ、8月には現地の子どもたちにひよこを配る予定です。
大地を守る会東ティモールこども基金概要
■基金の仕組み:大地を守る会の東ティモール・コーヒーを1パック購入するごとに10円が基金として積み立てられ、東ティモールの子どもたちのために使われる。
■開始:2004年6月~(東ティモール・コーヒーの販売開始も同時)
■基金総額:408,860円(2012年5月末時点)
■基金使用実績:2006年9月 東ティモールの小学校へ教材寄贈 98,247円
■現在進行中のプロジェクト:コーヒーからつながるひよこプロジェクト
基金で東ティモールの子どもたちにひよこを配り、育ててもらい、卵を得ることで栄養不足を
改善するためのプロジェクト。2012年8月にひよこを配布予定。
■その他:5月19~20日開催のイベント「東ティモール独立10周年記念フェスタ in Tokyo」に協賛。
【フェアトレードコーヒーのリニューアル販売】
■商品名:東ティモール・コーヒー(粉)■販売時期:大地を守る会の宅配 5月21日(月)~、ウェブストア 5月24日(木)~
■販売価格:670円/200g・粉(会員価格)
■リニューアルのポイント:焙煎度合いを変え、酸味を抑えて深みの増した味わいに変更。
●コーヒーからつながるひよこプロジェクト:ひよこを育て、卵で栄養不足を改善をめざす
東ティモールのコーヒーは、フェアトレードによって経済面や環境面で持続可能な生産を支えています。それに加え、新たな国づくりを担う子どもたちを支援するため、1袋(200g)あたり10円を「大地を守る会東ティモールこども基金」として積み立てています。2006年には現地の小学校へ教材の寄贈をしましたが、よりよい支援をするためにコーヒー生産者と交流をしたところ、現地の多くの子どもたちが栄養失調状態に置かれていることを知りました。そこで家庭での小規模養鶏を奨励し、卵によって栄養不足を改善する「コーヒーからつながるひよこプロジェクト」を立ち上げました。子どもたちが親のサポートを受けながら家庭で鶏を育て、自家消費をしたり、余剰の卵の販売をしたりすることで、栄養状態や暮らしの改善をめざしています。今年の8月には現地でひよこを配る予定です。
●大地を守る会の国際貢献活動
大地を守る会ではほかにも、顔の見える交流先の国際支援の為にDAFDAF(ダフダフ)基金を2006年7月設立し、パレスチナの有機栽培農家やミャンマーの少数民族による有機農場に対して、農道の整備や作業小屋、堆肥施設の購入支援を行っています。また、主にアジア各地のフェアトレード商品の産地を支援するための融資基金として、バングラディッシュのグラミン銀行が始めた農村振興のための少額融資(マイクロクレジット)の考え方を基礎に「互恵のためのアジア民衆基金(2009年12月設立)」に参加し、1,235,586円(2009年9月~2012年4月)の金額を拠出しています。
下記のようなことが取材できます
・東ティモールのコーヒー生産者の写真提供
・商品サンプルの提供
・大地を守る会・国際交流担当へのインタビュー
この他、ご要望に応じて対応させていただきますので、ご相談ください。
大地を守る会とは
自然環境と調和した、生命を大切にする社会の実現をめざし、1975年に設立のソーシャルビジネス(社会的企業)。安全・安心とおいしさにこだわった農・畜・水産物、加工食品、雑貨等をお届けする宅配サービス他を運営しています。現在、利用者数は約14万3千人、生産者会員は全国に2,500人(2012年3月末現在)
お問い合わせ(取材ご希望の場合は、下記担当までご一報下さい)
広報担当:中川啓、齋藤史恵、宇田川千夏、栗本遼
- 連絡先
- 〒261‐8554 千葉県千葉市美浜区中瀬1-3
幕張テクノガーデンD棟21階 - TEL
- 043-213-5860
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- press@daichi.or.jp
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