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カラダと大地を守るために、食べることからエコシフト。


要 旨

 有機食材宅配のパイオニア・大地を守る会は、大地を守る会で販売しているパレスチナ産のオリーブオイルを1本購入ごとに24円が基金にたまる「スマイルオリーブ基金」を10月8日から開始しました。基金は、パレスチナにオリーブの苗木を送るために使用します。
 パレスチナではイスラエルによる領地拡大政策のため、恒常的にイスラエル軍によってパレスチナ人の家や畑が破壊され続けています。パレスチナ人にとって生活の糧であり、先祖代々引き継がれてきた文化であるオリーブ畑も同様に破壊されています。オリーブを植え続けることは、イスラエルから土地を守ることにもつながるため、今回は基金でオリーブの苗を送ってパレスチナの農民を応援することにしました。
 基金は大地を守る会、購入者、販売元のオルター・トレード・ジャパンが8円ずつ負担し、オリーブオイル1本購入あたり24円たまります。オリーブの苗木は約280円なので、12本のオリーブオイル購入で1本のオリーブの苗木を購入できます。1年間でオリーブの苗約1,200本を送る見込みで、最初の植樹は年内を予定しています。

●スマイルオリーブ基金概要
■基金名:スマイルオリーブ基金
      ~パレスチナに平和の苗木を送ろう~
■内容 :パレスチナにオリーブの苗木を送る基金。
      1本オリーブオイルを購入するごとに24円が基金にたまる。
■目的 :イスラエル軍により破壊されているパレスチナの
      オリーブ畑を再生するため。
■基金開始:2012年10月8日~
■商品 :オリーブオイル(パレスチナ自治区産)
■価格 :1,788円(税込)※価格上乗せ済

■基金負担の内訳:大地を守る会8円、購入者8円 (販売価格に上乗せ)、オルター・トレード・ジャパン(ATJ)8円
*その他:1口500円から支援金を募集(2012年10月8日~11月2日のみ)

●パレスチナの農民を支援するために。年間1,200本のオリーブの苗木を送る見込み。
 大地を守る会では2005年からパレスチナの農民を支援するために、パレスチナ自治区産のオリーブオイルをフェアトレードで取り扱っています。
 パレスチナといえば、紛争地として思い出す方も多いと思います。元々「パレスチナ」は、地中海東岸部の一帯を指す土地の名称でしたが、この地にユダヤ人国家を作ろうとするシオニズム運動によって多くのユダヤ人が流入した結果、ユダヤ人の土地(現イスラエル)と

パレスチナ人の土地(現パレスチナ自治区)へと分割され、1948 年にイスラエルの建国が宣言されました。その土地に暮らしていたパレスチナ人は追い出されて難民となり、パレスチナ自治区や隣国へ移り住むことを余儀なくされたのです。
 建国以降もイスラエルは、パレスチナ自治区との境界線(グリーンライン)を越え、違法にユダヤ人入植地を拡大しています。さらに、その入植者を守ることを名目に、パレスチナ自治区内に入り込む形で分離壁の建設まで進めています。このように、イスラエルは自分たちの領地拡大を既成事実化するためにパレスチナ自治区に侵略し、そこに暮らす普通の人々のオリーブ畑を破壊して土地を奪い、資源を制限するなど、彼らの生活を大きく脅かしています。
 数千年前からオリーブを栽培していたと言われるパレスチナ人にとって、オリーブとは生活の糧であると同時に、先祖代々受け継がれてきた文化であり、誇りです。また、彼らがオリーブを植え続けることは、イスラエルから自分たちの土地を守ることにもつながります。そこで大地を守る会ではより具体的な連帯の形として、パレスチナにオリーブの苗木を送る基金を作ることにしました。
 基金は大地を守る会、購入者、販売元のオルター・トレード・ジャパンが8円ずつ負担し、オリーブオイル1本購入あたり24円が基金にたまります。オリーブの苗木は約280円なので、12本のオリーブオイル購入で1本のオリーブの苗木を購入できます。1年間でオリーブの苗約1,200本を送る見込みで、最初の植樹は年内を予定しています。

【ご参考】大地を守る会の海外支援

 大地を守る会はこれまでにも、フェアトレードや基金によって世界各国への支援を実施してきました。大地を守る会の海外支援の特徴は、大地を守る会の商品取り扱いのモットーでもある「顔の見える」支援をすること。提携する団体に寄付するだけではなく、支援する団体と何が必要なのかを直接話し合って支援内容を決めます。支援先には視察に行き、消費者向けに現地の状況や支援の結果を報告しています。

世界の有機農業プロジェクト等を支援
  < DAFDAF(ダフダフ)基金 >

 世界の有機農業プロジェクトなどを支援するため2006年に基金設立。
 これまでにパレスチナ、ミャンマー、ネパールなどの支援を実施。

第1弾(2006年)に会員に基金を募ったところ約150万円が集まり、その基金によって、パレスチナに1.3kmの農道を作りました。パレスチナはただ自分の畑に行くにも、イスラエル軍のチェックポイントを通らなければならなかったり、検問を受けなければなりません。道のないオリーブ畑の中を歩いているとイスラエル軍に、ゲリラに間違えられて銃撃を加えられることもあり、安心して畑にも行けないという状態です。そこで現地のオリーブオイル生産団体と話し合い、平和の農道を作ることにし、翌年完成した農道に生産者は大変喜んでいました。


2007年に完成したオリーブ畑に向かう農道。

南アフリカの子どもたちの教育支援
  < 大地を守る会ルイボス基金 >

 大地を守る会で取り扱う南アフリカ産ルイボス茶(有機栽培)の売上の1%を
 「大地を守る会ルイボス基金」として積み立て、南アフリカの子どもたちの
 教育支援のために寄付しています。

アパルトヘイト撤廃後も依然として、人種・貧困など様々は社会問題を抱えた南アフリカ。過去を乗り越え、新しい健全な社会に変えるもっとも大きな力は、新しい南アフリカを担う子どもたちです。そして充実した教育こそが、子どもたちの未来創造力を育てるために必要と考え、大地を守る会では南アフリカ特有のお茶・ルイボス茶を通じて基金を作り、南アフリカの子どもたちへの支援を2001年に始めました。これまでに380万円の基金が集まり、主に文房具やスポーツ用品を毎年(全11回)贈っています。


文房具を手にした南アフリカの子どもたち。

パキスタンのスラム地域の学校支援
  < JFSAの古着回収 >

 スラムの学校支援をしているNPO法人JFSAに賛同し、大地を守る会では会員に
 古着の回収を年3回呼びかけています。寄付された古着は日本やパキスタンで販売し、
 スラムの学校運営の資金として使われます。

パキスタンでは義務教育制度がないため、スラム地域の子どもたちは労働力とみなされ、教育を受けられないことも多いのです。貧しい子どもにも教育を受けてもらいたいと1987年に設立された学校「アルカイールアカデミー」は授業料無料、教科書や文房具も提供しています。JFSAではこの学校に対して支援を行っています。大地を守る会ではJFSAの活動に賛同し、会員へ古着の呼びかけを実施しています。


教育は代々続く貧しさの連鎖を断ち切る力にもなる。

下記のようなことが取材できます

  • 大地を守る会基金担当者、販売元ATJへのインタビュー
  • 商品サンプルのご提供
この他、ご要望に応じて対応させていただきますので、ご相談ください。

大地を守る会とは

自然環境と調和した、生命を大切にする社会の実現をめざし、1975年に設立のソーシャルビジネス(社会的企業)。安全・安心とおいしさにこだわった農・畜・水産物、加工食品、雑貨等をお届けする宅配サービス他を運営しています。現在、利用者数は約14万3千人、生産者会員は全国に2,500人(2012年3月末現在)

取材に関するお問い合わせ(取材ご希望の場合は、下記担当までご一報下さい)

広報担当:宇田川千夏、栗本遼

連絡先
〒261‐8554 千葉県千葉市美浜区中瀬1-3
幕張テクノガーデンD棟21階
TEL
043-213-5860
FAX
043-213-5604
E-mail
press@daichi.or.jp




「低線量内部被ばくを考える」をテーマに、 第6回講座を10月6日(土)開催。 北海道がんセンター院長・西尾正道氏の講演。

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