ジャガイモ芽止めのために行われる放射線照射は本当に安全!? 士幌農協に照射ジャガイモ提供の申し入れ 自社の放射能測定機器で検査を希望 |
2013年2月12日 |
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有機食材宅配のパイオニア・大地を守る会は、士幌(しほろ)町農業協同組合(以下、士幌農協)が芽止めのために放射線照射しているジャガイモを、自社の放射能測定器にて検査するために提供を求めます。これは、照射食品そのものが誘導放射能を生じ、食べると放射能による内部被ばくをする危険があるという情報があるため、それが事実かどうかを確認するためです。
大地を守る会も加盟している市民団体「照射食品反対連絡会」は、1月18日付けで「照射ジャガイモの誘導放射能確認実験と確認されるまで士幌町農協から出荷される『照射ジャガイモ』の緊急出荷停止を申し入れます」と題する申し入れを、厚生労働大臣宛てに提出しました。大地を守る会は安心な食を提供する事業を行っているので、その一環として「照射食品」についての安全性にも大いに関心を持っており、今回ジャガイモの提供を求めました。
写真左:放射線照射されたジャガイモのパッケージ 写真右:ゲルマニウム半導体検出器
●概要
■申し入れ先:士幌町農業協同組合(北海道)
■申し入れ内容:
・士幌農協が保管しているジャガイモで、まだ照射していないジャガイモ10キロ箱入り3箱(収穫日がわかるもの)の提供(購入)
・照射したジャガイモ、10キロ箱3箱(照射日時の明確なもので、照射してからできるだけ早いもの)の提供(購入)
■検査方法:自社で保有するゲルマニウム半導体検出器(放射性ヨウ素131、放射性セシウム134、137の核種が確定できる。検出限界値概ね3ベクレル/kg)にて、提供されたジャガイモの放射能を測定。
~株式会社 大地を守る会とは~
自然環境と調和した、生命を大切にする社会の実現をめざし、1975年に設立のソーシャルビジネス(社会的企業)。安全・安心とおいしさにこだわった農・畜・水産物、加工食品、雑貨等をお届けする宅配サービス他を運営しています。現在、利用者数は約15万1千人、生産者会員は全国に2,500人(2012年9月末現在)。
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