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カラダと大地を守るために、食べることからエコシフト。


 有機食材宅配のパイオニア・大地を守る会は、棚田米を定期的にお届けする企画「日本の原風景・里山の棚田米」にて、農林水産省も共催となり国内の食料自給率向上に寄与する取り組みを表彰しているフード・アクション・ニッポン・アワード 2013 の商品部門「最優秀賞」を受賞しました。
 この商品は、保水、洪水防止、生物多様性の維持、里山コミュニティの形成などの様々な価値を持つ棚田米のファンを増やし、全国の棚田の維持・保全につなげたいとの想いから、2010年に販売を開始しました。頒布会形式で全国6つの生産者の棚田米をお届けします。また、不定期で単品商品としても販売しています。3年間の累計で約70tを販売する地道な取り組みが評価されて、今回の受賞となりました。
 棚田米は、文化・環境面での価値に加え、寒暖差の大きさから甘みの強く食味の面からも高く評価されています。大地を守る会では、今回の受賞を機に、ウェブストア、宅配、直営カフェ&バル「Daichi & keats」にて、棚田米のPRキャンペーンを展開していきます。棚田米の価値を理解し購入するファンを増やすことで、棚田米の生産者を応援し、貴重な棚田の維持・保全につなげたいと考えています。


表彰式の様子(前列中央が代表・藤田和芳)


森の里工房生産組合の石積み棚田の様子

●商品概要

■商品名 :日本の原風景・里山の棚田米(栽培期間中農薬不使用)
■販売価格:2,908円~4,930円/各5kg  ※白米、七分米、玄米で選択可能。
■販売方法:大地を守る会の宅配(頒布会(全6回)にてお届け、また不定期で単品商品としても販売)
■生産者一覧:全国の6つの生産者から、3種類の品種でお届け。

  1.  高生連・式地寛肇(高知県土佐町)         :ヒノヒカリ(栽培期間中農薬不使用)
  2.  (株)ゆうき(新潟県妙高市)              :コシヒカリ(栽培期間中農薬不使用)
  3.  内藤利孝(新潟県上越市)               :有機コシヒカリ(栽培期間中農薬不使用)
  4.  佐藤克未(新潟県十日町市)             :有機コシヒカリ(栽培期間中農薬不使用)
  5.  森の里工房生産組合(島根県浜田市)       :コシヒカリ(栽培期間中農薬不使用)
  6.  大東町有機農産物等生産組合(岩手県一関市) :有機あきたこまち(栽培期間中農薬不使用)

●耕作放棄になる棚田は増加の一方で、棚田のお米を求める消費者

 急峻な地形の多い日本において、棚田は一般的な地形でした。しかし、棚田は高所にあり細かく仕切られているため、作業は厳しく維持・管理にも大変な労力が必要です。その作業効率の悪さと後継者不足から耕作放棄地となっている棚田は増加し、すでに日本の棚田の40%が失われていると言われています。
 しかし、美しい棚田の風景を懐かしむ消費者は多くいます。また、棚田は平地にある田んぼにくらべ寒暖差が大きいことや、山から湧き出る水をそのまま使用できることからお米の甘みが増しやすくなり、棚田米を求める需要は増えつつあります。

●消費者に価値を理解してもらうため、頒布会を企画し販売。

 棚田を守ることは、保水、洪水防止、生物多様性の維持、里山コミュニティの形成などに役立ち、文化的価値や環境保全の面からも非常に重要です。しかし、一般のお米として販売した場合、これらの価値は伝わりづらいことから、全国6つの生産者の棚田米を順番に食べられる頒布会として販売しました。
 また、有機JAS取得、及び栽培期間中農薬不使用のお米だけを厳選してお届けすることで、棚田米に更なる付加価値を付けています。結果として、2010年の販売開始から地道に販売を続け、累計で約70tの販売を行っています。

●受賞を機に、ウェブストア・宅配・直営カフェ&バルにて棚田米をPR

1.大地を守る会ウェブストアで取扱い開始
  ウェブストアにて、棚田米(白米)5kg、450gの販売を始めます。
 ■販売商品:日本の原風景・里山の棚田有機米 魚沼有機コシヒカリ
 ■生産者 :佐藤克未(新潟県十日町市)
 ■商品特徴:日本でも有数の豪雪地帯でもある中魚沼の十日町市で作られたお米です。
          山からの豊富な雪解け水から、お米の生育に重要なミネラルや栄養分を与え
         られます。厳しい選別により選び抜いた粒のしっかりした見た目も美しい
         お米です。
 ■商品価格:5kg 5,478円、450g 548円
 ■販売期間:12月5日(木)13:30~

2.大地を守る会の宅配用商品カタログにて特集
  会員制宅配にて、2014年1月下旬に「日本の原風景・里山の棚田米」を紹介する特集を行います。
 頒布会形式での追加募集と、単品での注文受付も行う予定です。 

3.東京・丸の内の直営レストラン「Daichi & keats」で棚田米の提供と販売
      12月4日(水)~10日(火)までの期間限定で、ランチ及びディナーメニューに使用するお米を全て棚田米に変更します。また、魚沼有機コシヒカリ450gの販売(なくなり次第終了)も行います。

 ■対象メニュー
    ・ランチ : ・スペシャルランチ 1,500円
            ・パワーランチ 1,200円
            ・季節野菜のキーマカレー 1,200円
            ・農園まかないごはん 1,000円
    ・ディナー:・農園焼きおにぎり 500円
            ・里山の棚田米・魚沼有機コシヒカリの
             塩むすび 500円

●大地を守る会では、国産米を守る取り組みを推進中

■生き物の命を育む「ふゆみずたんぼ 生きもの元氣米」
 一般的な田んぼは、冬になると水を抜きますが、あえて冬も水を張ったままにすることを「ふゆみずたんぼ」と言います。「日本の原風景・里山の棚田米」と同様に、会員制宅配で頒布会形式にて6団体の生産者のお米をお届けしています。
 水の張られた田んぼに生きる虫や魚を狙って鳥が訪れ、その鳥が田んぼに落とすフンが肥料となりおいしいお米が収穫できます。多くの生きものの命を育むお米です。

【生産者一覧】
  1. 橋詰善庸(石川県加賀市)                 :有機コシヒカリ(栽培期間中農薬不使用)
  2. 富山・自然を愛するネットワーク(富山県入善町)   :有機コシヒカリ(栽培期間中農薬不使用)
  3. 佐渡トキの田んぼを守る会(新潟県佐渡市)      :コシヒカリ(栽培期間中農薬不使用)
  4. 内藤利孝(新潟県上越市)                 :有機コシヒカリ(栽培期間中農薬不使用)
  5. 佐藤克未(新潟県十日町市)               :有機コシヒカリ(栽培期間中農薬不使用)
  6. 蕪栗米生産組合(宮城県大崎市)            :有機ひとめぼれ(栽培期間中農薬不使用)

■生産者と消費者をつなぐ稲作体験

 田植えから稲刈りまで、年4回・半年間かけて米作り体験を行うイベントです。今年で24回目を迎え、毎回100人以上が参加しています。
 消費者が産地に足を運び、豊かな自然とおいしい空気の中でお米作りを体験したり、ホタルを始めとする虫や水の中の生き物などの生物多様性にも触れられる機会になっています。

下記のようなことが取材できます

  • 商品写真、棚田の写真等のご提供
  • 弊社お米担当への取材
この他、ご要望に応じて対応させていただきますので、ご相談ください。

大地を守る会とは

自然環境と調和した、生命を大切にする社会の実現をめざし、1975年に設立のソーシャルビジネス(社会的企業)。安全・安心とおいしさにこだわった農・畜・水産物、加工食品、雑貨等をお届けする宅配サービス他を運営しています。現在、利用者数は約18万5千人、生産者会員は全国に2,500人(2013年9月末現在)。

取材に関するお問い合わせ(取材ご希望の場合は、下記担当までご一報下さい)

広報担当:鷲尾、栗本、石井

連絡先
〒261‐8554 千葉県千葉市美浜区中瀬1-3
幕張テクノガーデンD棟21階
TEL
043-213-5860
FAX
043-213-5604
E-mail
press@daichi.or.jp




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