【 40周年記念事業 : もったいナイアクション 】会員から回収したトレーを障がい者雇用施設でリサイクル 再トレー化し、5月から使用開始 |
2015年5月18日 |
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有機食材宅配のパイオニア・大地宅配を運営する株式会社大地を守る会(本社:千葉県千葉市、代表取締役社長: 藤田和芳) は、会員から回収した食品トレーと魚の納品などに使われる発泡箱をリサイクルしてできた食品トレーを5月より使用しました。
回収したトレーと発泡箱は、NPO法人地球船クラブ(会長:松井孝典)が運営する知的障がい者雇用とリサイクルを結びつけた環境福祉事業・エコミラ江東(所在地:東京都江東区) が再生ペレット化します。そのペレットを食品容器メーカーが再生トレーとして製造し、改めて大地宅配の食品トレーとして使用します。トレーは3層構造で、真ん中の直接食品にあたらない部分にリサイクル素材を使用します。
会員からのトレーは2013年2月から年間25万枚程度を回収し、委託先で処理をしてリサイクルしていました。それを今回は、障がい者の社会参加促進ができるとしてエコミラ江東へ委託することにしました。エコミラ江東によると、回収したものをリサイクルして同じ企業が使うのは初めてです。今回は食品トレーに加え、年間で発泡箱約14トンを回収し、約90万枚の再生トレーを使用する予定です。
大地を守る会は今年で40周年を迎えました。1975年に環境NGOとしてスタートし、現在でも「自然環境に調和した、生命を大切にする社会の実現」をミッションとしている大地を守る会は、これからもソーシャルビジネスのパイオニアとしてビジネスの手法で社会問題を解決していきます。今回は40周年を記念して、世の中のもったいナイを集めて、エコやソーシャルな活動につなげる取り組み「もったいナイアクション」を開始します。今回のトレーリサイクルはその第1弾です。
トレ―が資源として循環する仕組みで、障がい者の社会参加促進につながり、環境にも、消費者にもうれしい取り組み。写真右は、会員から集められたトレーをリサイクルする様子。
●概要
■企画開始 :2015年5月
■協力業者 :エコミラ江東(所在地:東京都江東区)
■年間回収量 :食品トレー25万枚、発泡箱約14トン
■再生トレー使用量 :90万枚
大地を守る会とは
自然環境と調和した、生命を大切にする社会の実現をめざし、1975年に設立のソーシャルビジネス(社会的企業)。安全・安心とおいしさにこだわった農・畜・水産物、加工食品、雑貨等をお届けする宅配サービス他を運営しています。現在、利用者数は約24万1千人、生産者会員は全国に2500人(2015年3月末現在)。
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