学ぶ

やまけんの大地を守るうんまいもん探訪②

【やまけんコラムvol.2】大豆工房みや

「やまけんの出張食い倒れ日記」や「日本の食は安すぎる」で注目のフードジャーナリスト、やまけんこと山本謙治さんが、大地宅配の食品についてとことん語ったコラム。大地を守る会の機関紙『NEWS大地を守る』に掲載されていた人気コラム「やまけんの大地を守るうんまいもん探訪(2011年~2014年)」を15回に渡って再掲載します。今回はその第2回目。大地宅配の豆腐について語っていただきました。

 

大地宅配が扱う豆腐や油揚げにはいくつかのメーカーがあるが、僕は「大豆工房みや」に格別な思い入れがあります。

僕が食の仕事を志すきっかけになったのは高校時代の学食。30年前+α年の時点で減農薬米や野菜を契約取引し、無添加ハム・ソーセージを使うような本格的な自然食志向の学食でした。以前、恩返しにとその食堂の本を書いたのだけど、その取材でわかった衝撃の事実。

この学食ではずっと「みや」の豆腐製品を使っていました! 

しかも、現社長の宮永琢詩さんはこの学食で一時働いていたのです! 当時の社長が息子である琢詩さんに「うちの仕事をする前にこの食堂で働かせてもらえ」と送り出しただのだとか。20歳を迎える多感な時期に無添加の食に携わる経験をしたことが、いまの大豆工房みやの経営方針にもつながっていると思うと、涙が出そうです。

「みや」の木綿豆腐はズシリと重く、食べ応えのある質感。同じく大地宅配で扱っている「神泉豆腐」のようにやわらかく端麗な味わいとは全く違い、質実剛健という感じです。

我が家では毎週の宅配でほぼ必ず「みや」の油揚げを買います。そして、油抜きなど一切せずに味噌汁や焼き油揚げとしていただきます。顔だけではなく人となりを十分に知ってますからね。

豆腐、油あげ、みや

大豆工房みやの宮永琢詩さん。※写真は2011年に撮影したものです。現在の取扱商品と異なる場合があります。

 

そうそう、前回に掲載した平飼い卵の生産者・本田孝夫さんの鶏舎を見学に行ったら、なんと「みや」のおからを餌に与えていました! 

そりゃぁうまい卵になるはず、と膝を打ったのであります。

大豆工房みやの油あげはこちらから。

やまけん

山本謙治(やまもとけんじ)

1971年、愛媛県に生まれ、埼玉県で育つ。農産品・食品などのコンサルタント会社(株)グッドテーブルズ・代表取締役社長。『日本の食力―国産有機物がおいしい理由』ほか。ブログ「やまけんの出張食い倒れ日記(www.yamaken.org)」が人気。

大地宅配編集部

大地宅配編集部

大地宅配編集部は、“顔の見える関係”を基本とし、産地と消費地をつなぐストーリーをお届けします。