レシピ

りんひろこさんの今月の野菜ごはん<ほうれんそう> Vol.7

冬のほうれん草は甘い!?旬の今だからこそ作りたいレシピ3選

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ジャーサラダをはじめ野菜レシピでおなじみの、りんひろこさんは、大地宅配をご利用くださっているお一人。生命力あふれるおいしい季節の野菜を、もっと楽しむためのレシピを毎月ご紹介します。今回は冬に甘くなるほうれんそうレシピをご紹介します。 

 

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ほうれんそうは冬に根元の赤い部分がいっそう甘くなります。

ほうれんそうは、イランやアルメニアが原産だそうです。もう10年以上前、イランやアルメニアを旅した事があるのですが、ちょっとした豆のスープやスパイスの炒め物なんかに、ほうれんそうが入っていたのを思い出します。

 

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そんなほうれんそう、イランやアルメニアから東と西に広がって、日本に入ってきたものは東洋種、ヨーロッパに広がったのは西洋種といわれるようです。東洋種は葉にギザギザが入っていて葉が薄く、西洋種は葉が大きく肉厚だそう。

最近のほうれんそうは、小松菜と見間違えるほど葉が丸くなりましたね。どうやら品種改良で西洋種との交配が進んだりしたためのようです。ほうれんそうは冬には根元の赤い部分がよりいっそう甘くなって、美味しくなります。そんな美味しいこの時期のほうれんそう、和食のおひたしや胡麻和えだけでなく、洋風の料理にも色々とアレンジができます。

今回は、イタリアンバルの料理をアレンジしたほうれん草のコロッケと、リゾットをご紹介します。また、甘酒とあわせてホットドリンクにしても、ほうれんそうの味が引き立っておいしいですよ。どうぞお試しください。

 

ほうれんそうをとろとろに茹で、包丁で細かくし、パルメザンチーズ、卵、パン粉、塩を加えて形成し、小麦粉、溶き卵、パン粉をつけて揚げます。

 

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 <材料(2人分)>
ほうれんそう 10束 1袋 200g
パン粉 大さじ4
粉チーズ 大さじ1
塩 小さじ1/2
こしょう 少々
 
 
  < 作り方 >

1.鍋にたっぷりの水を入れ、塩ひとつまみを加えてほうれんそうがくたくたになるまで茹でて(茎が手でつぶせるくらい)、冷水にとり、水気を絞る。
2.ほうれんそうをまな板の上で包丁で叩いて細かくしてボウルに入れ、Aを加えてよく混ぜ8等分して丸める。
3.2に小麦粉、溶き卵、パン粉の順にころもをつけ、180℃の揚げ油で2、3分こんがりとするまで揚げる。
※揚げるのが面倒な場合は、3の手順を省き、代わりに2にそのままパン粉をつけてフライパンに油を熱して焼くとよい。その際は2のほうれんそうのタネを平たく成型すると焼きやすい。  
 
 

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ほうれんそうと甘酒のホットドリンク

ほうれんそう、甘酒、豆乳をミキサーにかける。温めてホットでも、そのままでも美味しいです。

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<材料(2人分)>

ほうれんそう 2束
甘酒 大さじ3
豆乳(牛乳OK) 300㏄
(あれば)レモンか柚子のしぼり汁 少々
 
 < 作り方 >
 
 全てをミキサーにかけ、電子レンジで人肌に温めていただく。
冷たいままでもおいしい。 
 
 

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牡蠣とほうれん草のリゾット

 牡蠣、ほうれんそう、生米、牛乳、チーズで作るリゾット。
 
 
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<材料(2~3人分)>
  
ほうれんそう  4束
タマネギ  1/2個
牡蠣 8~10粒

オリーブオイル 大さじ1

米 1.5合
白ワイン 200cc(なければ料理酒でもOK)
水 600cc(+200cc)
塩 小さじ1~1/2(適宜調整)
こしょう 少々
  
<作り方>
 
1.タマネギはみじん切りにし、ほうれんそうはざく切りにしておく
2.牡蠣に片栗粉大さじ1、塩小さじ1(ともに分量外)くらいを加えて軽く揉み、水を2~3回入れ替えてよく洗ったら、ザルにあげておく。

3.牡蠣は半量を粗みじん切りにし、残り半分は切らずにそのまま取っておく。

4.フライパンにオリーブオイルを熱し、タマネギとみじん切りにした牡蠣を入れて炒める。タマネギがしんなりして色づいたら、米を洗わずにそのまま加え、白ワインも加えて炒める。

 5.2に水600ccを加えて塩、こしょうをし、時々かき混ぜながら弱~中火で12~13分煮る。途中、水分がなくなったら、米を食べてみてまだ少し固いようであれば、さらに水200ccくらいを加えて煮る。
 
 6.米がアルデンテになったら、残りの牡蠣を丸ごと入れ、ほうれんそうも加えてさっと混ぜ合わせ、2,3分くらい煮て牡蠣がぷっくりとし、ほうれんそうがくたっとしたら、味をみてから塩で調えて出来上がり。 
※牡蠣がない場合は、帆立や生鮭、ベーコン、ツナなどで作ってもおいしいです。
 
 ほうれん草はこちらからお試しできます。
 
 

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りんひろこ プロフィール

料理研究家、フードコーディネーター。京都で学んだ懐石料理や、アーユルヴェーダや薬膳などの東洋の食養生の考えをもとにした美味しく簡単にできる料理を、TVや雑誌などで提案。著書に『作りおきで毎日おいしい! NYスタイルのジャーサラダレシピ』『ジャースチームレシピ』(世界文化社)がある。
http://minato-kitchen.com

大地を守る会編集部

大地宅配編集部は、“顔の見える関係”を基本とし、産地と消費地をつなぐストーリーをお届けします。