
樫村ふぁーむで手作りしている乾物商品「人参入りの切り干し大根」を使ったサラダと煮物が山盛り。ほぼ毎日、午後の作業の打ち合わせを兼ねて家族全員でお昼をとります。お母様とおつれあいのまりやさんが協力して作ります。
兄弟5人の大家族育ち。野菜で「かさ増し」された大盛りメニューが中心。これが樫村家のスタンダード。
父が作った野菜を食べて育ちました。5人兄弟、男ばっかりの真ん中。
みんな食べる量が半端ないから、樫村家は肉や魚より、とにかく野菜。その日畑で採れた野菜という野菜をこれでもかっていうくらい入れて、量を増やすんです。
今は兄弟と離れてますが、変わりません。目の前の畑で採れた野菜が、おかずです。味噌汁の味噌も自家製なので、ほとんど、うちで作ったものですね。
他にわが家の特徴といったら、決まっておかずが茶色いところ!でも、茶色いおかずが一番うまい。
【今回のごはんの中身】
●小松菜とえのきの豚肉炒め
●切り干し大根と人参のツナサラダ
●切り干し大根とかさ増しキャベツと人参の煮物
●きゅうりのお漬物
●たくあん
●大根と油揚げの味噌汁
「樫村ふぁーむ」は、茨城県日立市で農薬や化学肥料に頼らず作物を作り続けて約40年。お父様とともに、根菜や葉物からお米まで50種類以上の作物を手がける毎日。28歳の若さで「肉よりも、野菜がいい」というほど野菜好き。
樫村家では“かさ増し”としてよく食卓にのるキャベツ。
春は葉がとてもやわらかく、
ふんわりとやさしい料理に仕上がります。