2009年5月28日
泉岳寺に良志久庵 (らしくあん)
話は前後しちゃうのだが、5月22日(金) 。
大地オリジナル純米酒 「種蒔人」 のふるさとである会津・喜多方の
大和川酒造店の見学蔵- 「北方風土館」 内で営業されている
蕎麦処 「良志久庵」 が、東京・港区泉岳寺にお店を出した。
その情報は得ていたのだが、なかなか行くことができず、
この日にようやくその機会を得ることができた。
誘ってくれたのは、飯豊山登りや山都の堰浚いでご一緒させていただくことの多い
「のめまろ会」 というグループからだ。
山登りと日本酒を愛する、いや、それで生きているんじゃないかと思えるような
楽しい人たちである。 なんたって " 飲め麻呂 (飲む我) " っていうくらいだからね。
彼らは大和川酒造さんで、自分たちの酒づくりをやらせてもらっている。
体験というような生易しいものではない。
それは原料米の栽培から始まるのだ。
そして出来上がったひと樽分の酒をメンバーで買い取る。
通うこと年に何回になるのだろう。 とても高い酒になる計算だが、もろともせず飲む連中。
メンバーの正確な数も、誰もよく分かってないようだ。
職種もまちまち。 大地を守る会の会員の方もいる。
そんな 「のめまろ会」 の方と、5月4日の堰浚いでの別れ際、
今度は泉岳寺の良志久庵で一杯、の約束をしたのだった。
それで一気に日程が設定されるところが、この人たちの " 飲み " に対する
ただならぬ行動力である。
蕎麦処というより、落ち着いた飲み処の風情だ。
素材は基本的に会津・喜多方から取り寄せる。
国産素材割合の高さをPRする 「緑提灯のお店」 なんて、メじゃない。
この日は、うるい、わらび、こごみ、こしあぶら・・・・と山菜料理三昧。
飲め麻呂にかかれば、あっという間に一升瓶が空いてゆく。
「エビちゃん! ダメじゃん。 種蒔人を入れなきゃ!」 なんて叱られる。
-スミマセン。
クマさん、お願いできますか。
店長の熊久保孝治さん。
「いいよ。 エビちゃんから (大和川酒造)工場長に言っとけばいいじゃん。」
要するに営業できてないオイラが怠慢だったんだ。
場所は、地下鉄泉岳寺駅A2出口から5分くらい。
NHK交響楽団のビルのちょい先。
港区高輪2-16-49 カムロビル1階。
この看板が目印。
ちょっと見上げる場所にあって、その手前の階段を上がって右手になります。
料理はその日会津から届いたもので考える。
量もわずかだったりするので、お品書きにはシンプルな定番モノしか書かれていない。
「今日は何か入ってますか?」 と聞くのがポイント。
大地を守る会の会員だといえば、もしかしたら・・・・・
お近くにお立ち寄りの際は、ぜひ!