2010年1月13日
富良野に行った君 から
昨年12月4日に書いた 「有機農業を始めよう」 新規就農支援ガイドブックの
編集委員会事務局から、原稿が送られてきた。
" 富良野に行った君 " からの原稿である。
けっこう早いじゃん。
しかも編集委員会で用意した質問形式の原稿に対して、しっかりと書き込まれている。
いやいや。 「どうせ嫁さんに書かせるんだろうが・・・」 なんて言っちゃって、
大変失礼いたしました。 コメントにも返事しなくて、ゴメンね。
職場結婚した徳弘英郎 & 藤田京子夫妻が大地を守る会を辞めて、
有機農業修行を経て、北海道富良野に就農したのは2001年。
今では家も建て、子どもも3人。 地元でも頼られる存在になりつつある。
大地ライブラリーから-
(撮影:市川泰仙)
原稿には、
生産者団体 「どらごんふらい」 の方々の尽力によって地域に受け入れてもらったこと、
これまでの苦労や反省は数え切れないくらいあったことが、実直に語られている。
「知ってしまえば10分で行ける道のりを、知らないがために1時間かけて行くような・・」
成功の秘訣は?
-成功したとは思ってない。
失敗をきちんと分析して 「いかに次に生かせるか」 にかかっていると思っている。
将来の夢は?
-この地域で農業をやりたいという人、農業ではないけれど何かをやりたい人を
バックアップし、元々の地域の方々と新しい人たちとでよりよい地域づくりをしたい。
これから有機農業を始める人へのアドバイスは?
-頭でっかちにならないこと。
理想や目標を掲げつつ、上手に妥協する姿勢も必要。
理想と現実の折り合いをつけるということは、農業に関わらず、
まさに生きていくことそのもの。 その中から新しい展開が生まれてくる・・・
大地で得た教訓も反映されているような、いい感じだ。
送られてきた写真からも、彼の足跡と、" 思い " のようなものが感じられる。
農楽舎(のらや) の看板、いいね。
拓郎くんも、開拓者の子っぽいぞ。
これ以上ここで紹介すると編集委員会に叱られそうかな。
ま、ガイドブックの予告宣伝だと思って許してください。
徳弘くんへ。
たぶん全文掲載は無理だろうし、写真も絞られるけど、許してね。
編集委員会の期待には充分応えられたと思います。 グッジョブ! ミッションは成功した。
あとは頑張ります。
そういえば、このブログの一発目が徳弘夫妻だったなぁ。
今でも、あの記事が記憶に残っている、と言ってくれる人がいる。
今度富良野に行った時には、またいい顔を見せてほしい。