2012年12月26日
日本が住みにくく ・・・
ところで、来年の 「大地を守る会のオーガニックフェスタ」 でお呼びする
細川モモさんを紹介した6月27日の日記に、
今月に入ってこんなコメントが寄せられている。
投稿の主は、「せめて洋服を欧米並みサイズに」 さん。
女性にとっては 「ああ、この悩みを持つ人多いのよね」 かもしれないけど、
この世界にまったく無知 × 鈍感なるワタクシには、驚きの大発見!
みたいな話で、本編でも紹介させていただくことにしたい。
↓ (以下、コメント)
う~む・・・・・
と鈍感オヤジが思案したところで何も出てきやしないけれども、
「文化的土壌の貧しさ」 には考えさせられる。
しかも、我々の鈍感さ、あるいは価値観が
不幸な社会形成にひと役買っているとしたら、
「縮み指向の日本人」 とか批評している場合でなく、
また 「もっとサイズを増やせばいいのに」 という
単純なニーズやマーケティング議論でもない気がしてくる。
「日本が住みにくい・・・」
- これって、アブナい話じゃないか。
多様性が認められる社会は、発想が豊かになり、
イノベーション(技術や組織の革新) も生まれやすくなる。
結果的に " 人に優しい " ロバスト(強健) な社会になると、僕は思う者である。
例えば、前にも書いたような気がするが、
放射線の被ばくにとてもセンシティブになっている人を排除したりシカトしたりせず、
そういう人たちを受け入れ、暮らしやすい地域社会を育てた方が、
自分にとっても、子どもの将来にとっても安心度は増すし、
この町に住みたいと思う人が増えるほど、
町のクオリティもバリューも上がるはずだ。
逆にはたらくと才能は流出し、発想は硬直化し、差別も生まれやすくなる。
つまり貧しさと危険度が増してゆく社会になる。
洋服だけの話なら、「ユニクロさん、お願いしますよ」 ですむかもしれないが、
これも社会を映している鏡なのか・・・と思った次第。
「せめて洋服を欧米並みサイズに」 さん。
モモさんは欧米事情にも詳しいでしょうから、
ぜひ 「オーガニックフェスタ」 にお越しいただき、
思いをぶつけてみてはいかがでしょうか。
日本は住みやすい国じゃない、か。 悲しいね。
低体重児の割合が増加しているため、
長期的視点からみると日本人の身長は縮むと予測する学者もいるようです。
大きな問題は、アパレル産業のつくる女性の服が小さすぎることではないでしょうか。
私自身、日本製品は小さすぎて
来春からはアメリカ製を買うことにしようと決断しています。
しかし考えれば不便な生活で費用もかかります。。。。。
服のサイズの小さい日本を出られたらどんなにいいことでしょう。
服がより取り見取りのアメリカ、北欧は本当に素晴らしい。。。。
よく食べて運動しているとこういう不自由な思いをするのです。
ですので、便利にすごすためには
他人と同様にミニチュアサイズになることが必要なのです。
スポーツ選手、楽器演奏者は日本が住みにくく我先に脱出しているのです。
その理由の一つに、日本の社会にいると
良い食事指導やトレーニングが受けられない、
一般人の体格や文化的土壌が貧弱であり、
周囲のライバルに後れを取ってしまうという環境的な要因があります。
日本では文化的に華奢な体型が好まれるとしても、
せめて売る側の服飾産業は消費者のためにも
女性の服のサイズを大きく作ってくれないものでしょうか。