2013年1月23日
《予告》 「放射能連続講座 Ⅱ」-第2回は児玉龍彦氏
2月24日(日)に開催する 「2013年 大地を守る東京集会」 で
放射能講座をやります、というのは昨年末にもお知らせしましたが、
この 「放射能講座 東京集会編」 を、
この間準備を進めていた 『大地を守る会の 放射能連続講座 パートⅡ』
の皮きり、つまり第1回と位置づけて、ここから
第Ⅱクールをスタートさせることといたしました。
目下、何人かの方との交渉を進めているところですが、
第2回までは確定したので、
ここで改めて 「予告編」 を挿入させていただきます。
一発目は2月24日(日)、
東京集会の会場である蒲田の 「大田区産業プラザ PIO」 にて。
時間は10時半~12時。
講師は、NPO法人市民科学研究室代表の上田昌文さん。
昨年の連続講座第1回に続いて、今回もトップバッターを切っていただきます。
(上田昌文さん)
テーマは、「放射能汚染の現状と課題を整理してみよう」 。
忌わしい原発事故から2年近く経って、今の汚染状況はどうなっているのか。
何がどこまで分かり、何がまだ分かってないのか。
何が大丈夫で、何に気をつけるべきなのか。
被ばくと健康リスクの関係についても未だ意見が分かれる中、
私たちはどう理解して対処すべきなのか。。。
この難題に対して、これまでの厖大な測定データをもとに、
可能な限り整理してもらいます。
また全国から生産者が集まってくる、せっかくの東京集会です。
このコーナーのゲストに、生産者を2名お呼びしました。
一人は、「大地を守る会の備蓄米」 でおなじみ、稲田稲作研究会の伊藤俊彦さん。
もう一人は、若手を代表して 「あいづ耕人会たべらんしょ」 の浅見彰宏さん。
この2年の苦闘を振り返りながら、今の思いを語っていただきます。
予定は1時間半ですが、時間切れで「ハイ、終わり」 とはせず、
今回は終了後に 「コミュニケーション・タイム」 を設けることとしました。
質問のある方には残っていただいて、できるだけ質問に答えようと、
昨年の反省から考えてみました。
続いて第2回は、4月18日(木)に開催します。
講師は、東京大学アイソトープ総合センター長、児玉龍彦教授。
一昨年の7月、国会の参考人に招聘された際に、
政府の対応を厳しく批判された方です。
福島での除染活動の支援も続けられているようで、
夏までの期間で空いているのはこの日しかない、
という日と時間を奪取、いえ、頂戴しました。
ということで、時間は18時半~20時半。
場所は、日比谷公園内にある 「日比谷図書文化館・コンベンションホール」。
(児玉龍彦さん)
お願いしたテーマは、
「改めて内部被ばくの問題を考える ~未来のために正しい知識を~ 』。
児玉さんは新たな視点で内部被ばくの影響や仕組みを研究されています。
その先端の話を伺います。 乞うご期待。
実は、昨年も交渉しながら、ついに時間が取れなかったいきさつがあります。
かなり 「執念深いヤツ」 と思われたかもしれません。
もし当日機嫌が悪そうだったら、それはワタクシのせいです。
昨年の6回シリーズでは、汚染状況の正確な把握と、
健康リスクに対する知識や判断力の獲得を目指しました。
この第Ⅱクールでは、より明確に
「3.11を乗り越えて、本来の食と、人と社会の健康を取り戻す」
ための道筋を探りたいと思います。
たくさんの方のご参加をお待ちします!!