三番瀬クリーンアップ
10/28(日)、ふなばし三番瀬海浜公園にて、秋の三番瀬クリーンアップ開催。
台風一過。爽やかな秋晴れ。
三番瀬から眺める富士山は、たしか富士山百景にも選ばれたポイントである。
この大切な干潟をいつまでもきれいにしておこうと、
船橋市民やNGOなど大勢のボランティアが集まった。
開会の挨拶をする実行委員長・大野一敏さん。
大地と共同で運営する『東京湾アオサ・プロジェクト』の代表でもあり、
昨年からは船橋漁協の組合長という要職も務める。
温暖化が叫ばれる今日、海の力はとっても大切なんです。
どうぞ眺めてみてください。これが地球です。
自然の揺りかごを慈しみながら、きれいな三番瀬をいつまでも守りましょう。
いつもダンディな海の男である。
大地からは、アオサプロジェクトの副代表・吉田和生が挨拶に立ち、
アオサの役割と資源化について説明する。
ただ今日は、昨日の強風によって流されたようで、アオサはほとんどなくなっている。
そこでアオサ回収は諦め、みんなと一緒に清掃作業・ゴミ拾いに合流することにする。
アオサで集まってくれた方々も快く協力してくれる。
一斉に清掃作業開始。
ちっちゃな坊やもお手伝いです。ありがとう。
さて、清掃作業のあとは、恒例となった「干潟の生き物観察会」。
講師は今回も、大地会員・陶(すえ)武利さん。
まずは、水の循環と私たちの暮らしのつながりから見ていただく。
干潟に出て、観察。
ちゃんと眺めれば分かる。
実にたくさんの生き物が干潟の土の中に棲んでいて、
せっせと水を浄化してくれていること。
ほら、ここにもね。
砂浜に敷き詰められた貝殻も、生き物の証し。
実は貝殻は、CO2をガッチリと閉じ込めてくれているすごいヤツだってことも、
実験で見てもらう。
鳥たちを眺める。
シギの仲間に、チドリの仲間に、ミヤコドリ…
(スミマセン。どうしても細かい名前が覚えられない私。)
彼らは、ここでたっぷりと餌を取って、
もう少ししたら、オーストラリアまで飛ぶのだ。
≪ああ・・・・・俺も飛んで行きたい≫
というような話ではなくて、
ここにある、たしかな “豊かさ” を見てほしいのです。
ダイサギもいる。
彼らには、この人ごみはどんなふうに映ってるんだろうか。
さほど恐れる様子もなく、ただひたすら餌を啄ばむ。
子どもたちにも、水の温んだ干潟は、揺りかごである。
自然の中では、優しくなれる?
憩いや癒しを与えてくれる自然が身近にあることは、
とても大切なことです。
しかし、それはきれいでなければならない。いつまでも。
参加された皆様。
アオサはなかったけど、楽しんでいただけたでしょうか。
天気も良くて、よかったのでは。
お疲れ様でした。
どうも時差ボケが解消できず、頭の重い一日だったけど、何とか取り繕えたか。
さあて、アメリカ・レポートにいきましょうか。
3回分はあるかな。