2010年8月10日
夏休みに学びました! 石けん工場見学会
7月28日(水)に横浜にある太陽油脂株式会社の工場で、小学生親子参加企画・石けん工場
見学会が開催されました。
梅雨明けから続く連日の猛暑のなか、40名の親子が集まりました。
会議室に集まって、講師の太陽油脂の長谷川治さんより、石けんとは何かについてお話が
ありました。しっかりとノートを記録する熱心なみなさんの姿が印象的でした。
実験を交えて、視覚的にもわかりやすい内容です。
お話のあと、参加者は工場見学に出発です。
ガラス窓の向こうでは実際に太陽油脂の石けん製品が作られています。
毎日使う石けん製品が目の前でつくられていく様子を目にする参加者のみなさん。
パッケージを指差し、「おうちで使っている!」と教えてくれるお子さんもいました。
大人の皆さんからは「想像以上に少量づつで作っている」「手作業が多いのに驚いた」という
お声も聞かれました。
大手食品会社に納品前の食用油の缶が積み上げられています。
「太陽油脂」のお名前からもわかるように、太陽油脂は天然の油脂を原料とした食用油を取り扱う会社。
その食用油を原料に、パックスナチュロンの製品が生まれるのです。
再び会議室に戻り、長谷川さんから石けんと合成洗剤の違いについてお話を伺ったあと、
子どもたちがお待ちかねの石けんキットを使った、オリジナル石けん作り。
袋の上から石けんをしっかりと練り込み、型に入れて成形します。
成形した石けんの上に押し花を貼ります。
「きれいだから使いたくない」そんなお子さんの声も。
夏休みの思い出と共に、世界でたった1つの石けんが子どもたちの手のひらのなかで生まれました。