2013年7月 1日
NEWS 大地を守る2013年7月号 GLOBAL REPORTS
収穫間近のミニトマト。北京の消費者の方を招いて試食したところ、スーパーのものより甘いと好評でした。
大地を守る会の農産担当・長谷川満取締役の指導にも熱が入ります。
キュウリ、ズッキーニ、トマト、絹さや、レタス、ホウレン草などが入った野菜セット。
週1回、北京市内にお届けしています。
大地を守る会が全面協力している中国での宅配事業がプレスタートしました。
宅配の概要と現地の様子をお伝えします。(広報国際課 高橋哲)
5月7日、北京市内で試験配送開始
北京富平(フーピン)学校はマイクロクレジット(少額融資)や家政婦養成学校などを通じて、中国の農村貧困問題
に取り組んでいるNGOです。富平学校と当社が出資する合弁会社・富平創源が立ち上がって早や半年。ようやく
天津市郊外にある自社農場で野菜の収穫が始まり、5月7日より北京市内で試験的に配送をスタートしました。
野菜は、大地を守る会の生産基準を参考に、中国の有機・減農薬基準がクリアできるように、できるだけ農薬を
使わずに栽培(大地を守る会と同様、原則的に葉物類は農薬不使用)。4kg相当の野菜セットを毎週火、木、
土曜日のいずれか1回、ご家庭までお届けします。
正式スタートまで最後の詰め
7月の正式スタートに向けて、大地を守る会の社員も現地に入り、中国人スタッフと現在最後の詰めをすすめてい
ます。畑の状態、野菜の品質、物流のインフラなど大地を守る会と比べるとまだまだ改善の余地が多くあります
が、作る人、食べる人が信頼で結ばれるよう、安全でおいしい野菜を育てお客さまにお届けする第一歩を今まさに
踏み出そうとしています。