2013年12月24日

東京有機クラブ・川里さんの畑に行こう!

日時:2013年11月21日(木)
会場:川里さんの畑(東京都小平市)

毎年恒例の産地交流会。東京有機クラブに所属する3家族の生産者(※)の畑を順番に会場として
います。今年は小平の川里(かわさと)さん。好天のもと、野菜の収穫や、生産者の皆さんとの懇談を、たっぷり堪能いたしました。
※小金井の阪本さん、府中の藤村さん、そして小平の川里さん。

最初は、ハウスの中で、ラディッシュの収穫。これは手で簡単にできました。

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人参の畑にて説明をする生産者の川里賢太郎さん。
畑の向こうに道路を隔ててマンションが建っています。都市農業の環境としてはこれが当然です。

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人参の収穫は、ちょっと力が必要ですが、子どももみごとにできました。
こちらの畑の向こう側も住宅が並んでいます。

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ほうれん草の収穫。右手前の方の手には「剪定バサミ」が。
小さな包丁でもかまいません。
刃物を使うので、この日の作業の中でも一番注意が必要でした。

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無事、ほうれん草を収穫した後、川里賢太郎さんを囲んでのひととき。
「今晩の夕食は"ほうれん草づくし"ね」「人参もどう調理しようかしら」
といった会話も交わされながら、会員どうしの交流にもなりました。

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以下、参加者からの感想をいくつか紹介いたしましょう。

●「なるべく農地を減らさないようにしたい」という言葉が心に残っています。がんばってください。
 晴れた空の下に広がる人参畑を見ているだけで幸せです(雨の日もあるのでたいへんだと
 思いますが)。〈H.Yさん〉

●都会の農業は今後も厳しい状況が続くと思いますが、創意工夫とチャレンジ精神で頑張って
 ください。何かお手伝いすることがありましたらお気軽にどうぞ(農業以外でも)。〈O.Gさん〉

●畑のある風景はいいなぁと感じました。住宅が増える中、いろいろたいへんかと思いますが、
 おいしい、安全な野菜をいただけることをありがたいと感じます。収獲という、いいところだけ
 を経験させていただき、ちょっと申し訳なかったと思いますが、とても楽しかったです。〈I.Yさん〉

この交流会が開催される11月下旬。実はこの数年、雨に降られたことはありません。
この日のように晴れていれば、まだそんなに寒くもなく、絶好の産地交流会シーズンとも言える
かもしれません。しかも、この日も「自転車」で参加された方もいらっしゃったように、消費者の
皆さんのお住いのすぐ近くで農業が営まれているのです。
来年は、順番からすると、府中の藤村さんの畑になるでしょう。
東京有機クラブの皆さんとの交流の場は、「ご近所感覚」で、しかも「じっくり・ゆったり」お話
できる、またとない機会です。
川里賢太郎さん、東京有機クラブの生産者の皆さん、貴重な農地の存続を、応援しています!

                                   (交流局 産地交流会担当 事務局)






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