2014年8月15日

やさともり夏の草刈部隊、出動!

森と木の住まいづくりフォーラムが、元シャモ生産者の友常(ともつね)雅夫さんの土地をお借りして活動している場所「やさともり」。

年に数回行うイベントのときだけでなく、森すまスタッフが定期的に森の整備を行っています。
7月12日(土)は、都心では最高気温32.8℃の真夏日。熱中症には気をつけつつ、ご協力いただいている地元のシャモ生産者3名、森すまスタッフ5名で、ぐんぐん伸びている下草の整備を行いました。

やさともりはJR武蔵野線三郷駅から車で1時間ほどの、里山風景が美しい茨城県石岡市にあります。
2005年に現在の石岡市と合併する前の地名「八郷町」から名前をとって、「やさともり」と名付けました。ちなみに八郷町の由来は、1955年に付近の1町7村を合わせた「八つの郷」です。穏やかな気候、筑波山や加波山などを望む美しい風景のなかで、豊かな生活が営まれてきたことを感じる素敵な名前です。

やさともり①.JPG

さて、そんなやさともりの夏、都会のうだるような暑さに比べると「涼しい」ですが、それでもやっぱり暑いものは暑いです。

まず午前は、森のなかで大きくのびのびと育っていた雑木や下草を刈り取りました。

やさともり②.JPG草刈り機が豪快な音を立てながら、下草をなぎ払っていきます。
かんたんに操っているように見える草刈機、実は生い茂った草で姿の見えない石にぶつかったり、切り株にはじかれたりと、自分と周囲の安全には細心の注意を払って動くことが必要です。

8名でとりかかっても、夏の草木たちはそうかんたんには片付きません。

やさともり③.JPG

午前の作業を汗だくになって切り上げて、お昼はこれ!
やさともりの定番、お楽しみのシャモの古代焼きで精をつけます。
やさともり④.JPG
よく身が引き締まってしっかりと味がするシャモは、塩、こしょう、そして炭火が最高の調味料。
暑さと疲れを吹き飛ばし、午後のやる気が出る嬉しいスタミナ食材です。

午後は山に入るまでの道や草地を整えました。

森のなかよりは草の勢いが落ち着いていますが、じりじりと直射日光にさらされる作業は体力が奪われます。でも一歩森のなかに入れば、木々が直射日光を遮ってくれるので、自然の力でクールダウン。日なたでの草刈作業から、森のなかに入ったときの日陰の有難さは格別でした。

こうして16時前には、無事にこの日の作業が終わりました。
木漏れ日がきれいな時間です。
やさともり⑤.JPG
このように、やさともりでは年間を通して定期的にフィールドを整備し、会員の皆さんを迎えるイベントの構想や相談を、地元の皆さんと一緒に行っています。

皆さんもぜひ、やさともりに遊びにきてくださいね!

(森と木の住まいづくりフォーラム・鈴木)

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